2月7日は「フナの日」。『土佐日記』における「フナ(鮒)」は、紀貫之が土佐からの帰港中、1月7日頃の記述に登場します。次のようなエピソードです。 

 1月7日には、叙位の儀式の後、左右の馬寮から21頭の白馬(あおうま)を天皇の御前に引き出し、天覧に供する行事が行われ、その後は宴が催されます。紀貫之は帰京の予定が大幅に遅れ、白馬の節会どころか、まだ土佐の大湊で足止めをされ、白波しか見えないというわけです。大湊については物部川河口付近、現在の龍馬空港付近とするのが最新の説です。池は浦戸湾東岸の地名で大湊まで差し入れを運ぶにはちょっと距離がありすぎます。



 『土佐日記』が純粋な紀行文であれば、事実が書き並べられているでしょうが、一部フィクションが挿入されている文学作品と考えたほうが適切かもしれません。池の鯉かと思いきや鮒であった(「鮒よりはじめて…」)という諧謔的な描写や、水もない池で摘んだ若菜が七草がゆの日に送られてきた(「水もなき池に摘める若菜」)といった和歌などの記述が見られ、当時の旅情や風習が、やや非現実的で文学的に描写されています。

 なぜ、白馬の節会の日に「池(地名)」からの差し入れなのでしょうか。池付近に沼山村馬牧があり、馬と結びつけて「白馬の節会」への思い入れを際立たせたかったのではないでしょうか。実際、近年は池に隣接する十市を沼山村馬牧と比定する「沼山村馬牧十市説」が有力となっています。

  「フナ、一鉢二鉢、一鉢二鉢。死後くれ、死後に」。これは自然対数の底e=2.7182818284590452……の覚え方ですが、『土佐日記』は不自然なエピソードが多すぎます。やはり紀貫之の創作がかなり盛り込まれているのではないでしょうか。



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 2月6日は「ブログの日」。このブログの最古記事が2018年1月19日ですから、まだ10年も経っていません。毎日更新するようになって3年以上になります。最近はユーチューブの動画配信が人気ですが、個人的にはテキストベースのブログのほうが好みです。


 ブログをやってて良かったのは、実際に日記の役割をしてくれて、過去の記録を確認することができることです。例えば昨年(2025年)の2月6日にはポーラ・ホワイト牧師がトランプ政権の新しい部署である信仰局の局長に就任した記事がありました。

 

 トランプ政権が信教の自由の施策を強力に推進していることを『産経新聞』が報道しています。2025年2月5日にトランプ政権のヴァンス副大統領がワシントンで開催されたIRF(International Religious Freedom)で講演を行いました。そして2月6日には、昨年東京で日本の宗教の自由侵害を指摘したポーラ・ホワイト牧師が、トランプ政権の新しい部署である信仰局の局長に就任しました。

 【ヴァンス副大統領】
https://www.sankei.com/article/20250206-MQY5WTEFJFF7DAVMNTDZ76YAPA
バンス米副大統領は「国際宗教自由サミット」で講演し、トランプ政権の宗教自由擁護を強調。旧統一教会関連の行事で、宗教保守層へのアピールとみられる。第2次政権での宗教自由擁護拡大と価値観外交の展開を表明。旧統一教会会長も参加し、日本政府の解散命令請求を批判。ギングリッチ元下院議長はトランプ氏の宗教自由への取り組みが日米関係に影響すると述べた。

【ポーラ・ホワイト局長】
https://www.sankei.com/article/20250207-HL7ENFT37VHAJOGQSMINRLV3JM
トランプ大統領の新部署トップに就任予定のポーラ・ホワイト氏が、昨年、旧統一教会関連イベントにビデオメッセージを送っていたことが判明。メッセージでは、日本の宗教の自由への懸念を表明し、旧統一教会への解散命令請求や厚労省のQ&Aを批判。トランプ政権と旧統一教会の関係が注目される。

 これまでにも国連をはじめとして海外から様々な警鐘を鳴らす声は届いていましたが、政治家やマスコミなど無視を決め込み、家庭連合に対する態度は変わりませんでした。前参議院議員の浜田聡氏がXで次のようなポストをしています。

 

ニュート・ギングリッチ
米国下院議長(1995–1999)
執務室より
2023年10月12日
日本国
内閣総理大臣
岸田文雄閣下
〒100-8968
東京都千代田区永田町2-3-1
拝啓
日本という偉大な国、そして私たちの信頼する同盟国を率いてこられた閣下の卓越した指導力とご奉仕に、心より敬意と感謝を表します。
日本の民主主義の将来、そして日米関係の将来のために、文部科学省が家庭連合(旧統一教会)の解散を裁判所に請求した件について、これを撤回されるよう、強くお願い申し上げます。
日本共産党による自民党および他の選挙で選ばれた公職者への攻撃は、安全保障、民主主義、反全体主義という、私たちが共有してきた価値観に対する、きわめて露骨な攻撃です。これらの価値は、閣下と安倍晋三元首相が政治人生を通じて守り、築いてこられたものです。最終的に共産党の狙いは、自民党を弱体化させ、それによって日米同盟を損ない、中国共産党と日本との接近の余地を生み出すことにあります。共産党および左派系メディアの動機は、日本の国益にとって有害です。
家庭連合は、日本共産党にとって「格好の標的」となっています。共産主義者たちは、1978年に家庭連合の「勝共運動」が多くの選挙で共産党候補の敗北をもたらすほど大きな成果を上げて以来、統一教会と対立し続けてきました。
オバマ政権下で米国務省の国際宗教自由担当無任所大使を務めたスーザン・ジョンソン・クック大使、および米国際宗教自由委員会(USCIRF)元委員長であり、ラントス人権・正義財団の会長を務めたカトリーナ・ラントス・スウェット博士は、米国の専門誌に共同で次のように寄稿しています。
「数十年にわたり民主主義と人権保護の灯台であった日本が、今、信教の自由を踏みにじることを検討している。これは、現在の中国やロシアの慣行を想起させるものであり、日本政府は、表向きには政治的理由と思われる動機によって、合法的に設立された宗教団体を解散させようとしている。」
さらに、米国務省・国際宗教自由局の現職無任所大使であるラシャド・フセイン大使は、2022年報告書の日本に関する章において、次のような懸念を示しています。
「パリに拠点を置く国連NGO『良心の自由のための団体・個人の連携(CAP-LC)』は、安倍元首相の暗殺以降、日本において統一教会が『不寛容、差別、迫害のキャンペーン』の被害者となっているとする一連の声明を国連人権委員会に提出した。教会側は、否定的なメディア報道の結果、信者が攻撃、暴行、さらには殺害予告を受けていると述べている。」
家庭連合を解散させることは、次の二つの理由から、悲劇的な前例を作ることになります。
1.家庭連合は1年以上にわたり政府の厳しい調査下に置かれ、文部科学省から提出された約700問に及ぶ質問に回答することを強いられてきました。これらは、教団の運営、財務、指導体制のあらゆる側面に及ぶものです。しかし、文部科学省自身が、家庭連合による刑事法違反は確認されていないと認めています。
2.日本国憲法は信教の自由を強く保障しており、日本は宗教の自由において模範的な国家です。刑事上の違法行為が認められていないにもかかわらず、政治的都合によってこの自由を制限することは、極めて憂慮すべき前例となります。
改めて強調しますが、現在の家庭連合に対する攻撃は、日米同盟を弱体化させることを狙ったものです。
世界中の宗教自由の専門家たちは、この動きに対して強い懸念を表明しています。したがって、私たちは、家庭連合の解散を阻止するための措置を講じられるよう、閣下に強く要請いたします。
敬具
ニュート・ギングリッチ
米国下院議長(1995–1999)

 

 このようにテキストベースで扱えるのがブログの良さでもあります。もう一つ、1999年2月6日の世界平和超宗教超国家連合創設大会での講演文を紹介しておきます。

「世界平和超宗教超国家連合創設大会 基調講演文」より抜粋

 過去40年間、私が展開してきた超教派、超宗派活動と組織の目的は、すべて神様と人間が共に願ってきた平和世界実現でした。平和に対するヴィジョンは超宗派運動の核心です。
 人類は、20世紀に悽惨な世界大戦を二度も体験し、そして70年間の無神論共産思想の横暴と冷戦時代を体験しつつ、尖鋭な対決と葛藤を経験しました。冷戦時代が終息し、世界はしばし平和のための祝杯を挙げることができました。しかし、間もなく人類は、その冷戦の終わりが自動的に平和時代に連結されるのではないということを知るようになりました。世界のあちらこちらで、激烈な戦争が起こり続けています。今も、前ユーゴスラビアと中東で、またスーダンや南アジア等の地で殺戮戦が繰り広げられています。これらの紛争は、主要宗教間の根深い葛藤が背景になっていることは周知の事実です。宗派間の対話と和合がいかに重要であるかを悟らせてくれる事例です。
 現代において宗教的な理想の実現は、しばしば世俗権力と一定の距離をおいて活動してきました。今日の一般的な認識は、これを当然なものとして受け入れています。しかし、世界平和理想に貢献する国際組織は、世界の偉大な宗教的伝統と自分たちとの関係を再検討すべき時になったと思われます。
 いかなる国際機関よりも、国際連合が良い例になるでしょう。多くの人々は、国連は世界平和のための人類の理想が制度化された組織であると思っており、これに期待をかけています。国連には、世界の問題を解決し、平和と人類繁栄を促進するために共に働くあらゆる国の代表者たちが集まっています。
 しかし、国連で国家代表者たちが世界平和を実現しようとする努力は、相当な障害を抱いています。国連を通じて得た実績と成果を否定してもいけないでしょうが、国連自体が改善すべき点も多いと思われます。世界の政治家と宗教指導者が国連を中心として、互いに協力し尊重する関係が切実に必要な時となりました。
(1999年2月6日 世界平和超宗教超国家連合創設大会 韓国・ソウル)

 

 

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 2月5日は「ふたごの日」。「双子島」みたいな名前の島はいくつかあるようです。例えば、

鹿児島県薩摩川内市にある双子島。

 それから高知県と徳島県の県境にある二子島(双子島とも書く)。甲浦湾口の中央にあるのが葛島で、魚商人淡路屋と大阪の遊女玉菊との伝説は、全国的な「京女郎伝説」の一つと思われ、葛島におきざりにされた遊女玉菊が大蛇となる話。江戸時代、葛島には、灯明台やノロシ台もありました。


 葛島の左側に二つ並んだ二子島の中央が、高知と徳島の県境です。約1200年前、紀州熊野神社のご神体が12に分かれ、うち一つが金の鳥になり、この島の松の木に止まったとか。これをお迎えして熊野神社を創建したという伝説があります。

 さらには安和海岸沖合に見える双子岩のことで、「双子碆(ふたごばえ)」と言われる島があります。地元の間では双子島と呼ばれ、親しまれており、大潮になれば、陸から島までの岩礁が見えるようになります。そういえば古くは四国のことを「伊予の二名島」と呼んだこともあったそうですね。


鬼が運んだふたつの島 ― 伝説が息づく「双名島」

 中土佐町の久礼湾に浮かぶ「双名島(ふたなじま)」は、鬼が海に岩を運んで波を鎮めたという伝説が残る神秘の島。2つの島は弁天島と観音島で、いずれも漁師たちが海の守り神として信仰してきました。堤防を歩いて渡れる距離にあり、島内では小道や階段を辿って、灯台や祠、海の絶景をめぐる気軽な散策が楽しめます。天気のいい日には、透明な海に泳ぐ小魚や、のどかな漁港の風景も魅力。歴史と自然、どちらも味わえる中土佐町の隠れた名所です。



身近に双子ちゃんいる?


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 「西向く侍、小の月」。2月4日は「西の日」です。昨晩は南南東を向いて手造り恵方巻を食べました。カレンダーには大の月と小の月があります。子供の頃、太陽暦における小の月を「二四六九士(にしむくさむらい)」と覚えたものです。「士」を11に見立てて、2・4・6・9・11月を小の月、それ以外を大の月と記憶するわけです。

 日本における暦の導入は中国の冊封体制から出て、独自の年号を使用し始めた6世紀頃に始まると考えられます。そこには太陽や月の運行を正確に把握する天文学と、閏年や閏月などの設定をするための高度な計算技術が求められます。一説によると有効数字8桁ほどの計算を正確に行う精度が求められると言います。


 古くはそういった技術や文化、そして仏教・儒教などを西の方、中国やインドに求めていました。後に「西」といえば西洋、すなわちヨーロッパを指すようになります。いずれにしろ、古代人が野蛮な人々だったと考えるのは違うようです。

 また、「西」は過去を象徴するとされますが、なぜでしょうか。古(いにしえ)に通じるから?



西日本で行ってみたい場所は?


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 2026年は2月3日が「節分の日」。火曜日
節分は雑節の一つで、各季節の始まりの日の前日のこと。すなわち明日は立春です。
 暦の上では節分とはいえ、季節の分かれ目は目に見えません。「鬼は外、福は内」に象徴される善悪交差の変わり目もよく分かりませんが、希望の春はすぐそこまで来ているようです。


 創価学会を母体とする公明党は高市早苗首相率いる自民党と袂を分かち、立春ではなく立憲民主党を迎え入れ、中道改革連合を立ち上げました。中国共産党は高市自民党に対抗する勢力として中道に大きな期待を寄せているようですが、アンケートによると10代、20代の支持率ゼロ%だとか。
 主軸となる政策もなく、国を強く豊かにするビジョンやプランもなく、単なる数の寄せ集めでは、国民はついていきません。かつて内憂外患の時代にあって「我日本の柱とならん」と志した日蓮聖人の精神はどこにあるのでしょうか。むしろ高市早苗さんの街頭演説の中にこそ日蓮に通じるような気迫が感じられます。
 節分には豆をまきますが、春には種をまかなければなりません。今、春一番のような高市旋風が巻き起こっているのは、苦節を経ながらも彼女が種をまき続けてきたから。一朝一夕には成果は現れてきません。種まきもせず目先の数を追いかけた中道と明確に運命が別れることでしょう。

 油断は禁物ですが、衆議院選挙の行く末が注目されます。今日は恵方巻を食べる人も多いでしょうが、日本の未来が開ける方角(恵方)はどちらでしょうか。黙して語らず。



追い払いたいものある?


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