人材紹介業におけるポリシー | (株)ボイエンシー代表取締役 金子雅俊の徒然Blog

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転職情報、日々の出会いから気づいたこと、関心があるテーマについて、綴っていきます

こんばんは。

今日も色々な人に会った。

異業種の方ばかりだが、皆さん、異なる価値軸をもって、目の前の仕事に向かっている。






さて自分自身はどうか。

私も人材紹介業に対するポリシーがある。

それは・・・







【無理矢理な転職支援はしない】







誰もがあると思うが私自身、過去にトラウマがある。

過去に無理矢理、仕事の斡旋をした結果、

その斡旋を受けた方の人生が狂った。






私がある仕事案件を持ち、その方に案内し、

事前情報の同意をもって、面接に臨んでいただいた。

面接の前後だけでなく、毎度毎度ヒアリングし、感触を掴んでいた。

その過程でその方は一抹の不安を覚えていた。






【私はこの職場、合うと思いますか?】






確かに紹介先は私自身もその方に合うのだろうか。

正直、疑問だった。それを私は隠した。







『いきましょう!行ってみないと分かりませんよ。』






無理矢理、色々な言葉巧みに誘導し、その方は入社した。

そう・・・私自身が自らの私利私欲のためにその方を結果的に餌にしたのだ。

その先は・・・トラウマになっているという時点で想像ができると思う。






要するに私自身がそこをもう少し、当人に考えてもらい、

より適切なアドバイスを私自身がその方にし、

内定が出ようが、第三者の目でその方にアドバイスをしていれば、

トラウマにもなるようなことはなかった。







これが今の私の活動の原点。

この仕事が人生を左右する仕事であると強く強く認識した瞬間。





今の私は、私から『入社しましょう』とは絶対に言わない。

当人が熟慮し、考え抜き、本当にその職場が合うと感じる、

もしくはチャレンジしたい、どのようなリスクがあろうと頑張りたい、と

思える職場であるとご本人から仰っていただければ

内定受理に向けて、私自身も動くようにしている。







無理矢理な転職支援はしない。

これが私のポリシー。






これを無理矢理やっても、企業サイドにとって、入社した後に必ずシッペ返しが訪れる。

どこかで歯車が合わず、その歯車を調整する力も発揮できる状態にならない。

その歯車を調整するメンタルタフネス・モチベーション。

それを支える覚悟・動機付けが上記のように自身が自ら選択し、移ると決めた状況がないと難しい。

これがその方の移った後に成果を出すための土台となる責任に繋がる。





私は決してボランティアで行っているわけではない。

企業からその転職者の年収の30%ほどをFeeをして別途頂く。

その30%の価値がどこにあるのか??






ただただ転職希望者にツバを付けたから、30%ください。

そんなビジネスは正直したくない。

そこに価値と言えるものがあまり感じられない。

もちろん無価値とは言わないが、30%の対価があるとは思えない。






その30%にしっかりとした納得感があること。

それは引いては、転職希望者に無理矢理な転職を勧めないこと。

これを世の中で体言するために、その対価が必要。

そのために私はサービスを転職希望者にも、企業側にも提供したい。






精神論なので漠然としているかもしれないが、無理矢理な転職を勧めない。

それを日々実現するために、企業から30%の対価を頂く。

その結果、その企業には本当にマッチした人材を数ではなく質として提供する。

これが私の対価を表現したものになると思われる。






このポリシーを貫くために、前回のBlogでも書いたとおり、

既に動き出している策がある。

そう・・・私一人で世の中を変えることなんて、絶対に不可能。

少しでも採用のフローの中で人事の方にも、転職希望者の方にも

新たな視点に気付いてもらうために、ある策を進めている。





どうも採用業界の低迷に伴って、このバランスが崩れている気がする。

目先の利益はビジネスを行う上で当然大事。

そこはすごくすごく痛感しています。

ただその前にどこに大義があり、それを実行するために

対価としての価値が存在しているのか。

そもそもの人材紹介業を志すポリシーがないと

この仕事は簡単に手を出して良い仕事ではない気がしている。

どこに価値があるのか。

それはこれからもずっとずっと追求していきたい。





無理矢理な転職はこれからも勧めるつもりはありません。

ビジネス上、逆説しているかもしれませんが、

私はこれをこれからも実践していきたい。

この想いは必ず行動に出ると考えています。

今日も、明日も明後日も関与される方々とビジネスを進める上で、

このポリシーは忘れたくない。





<追伸>

決してボランティアで行うつもりはありません。

そこだけは勘違いがあると恐いので、そこは最後に付け加えます。

それではまた。