わーい!
やりました!クリノクオンくん念願の初勝利です!!
見事、一番人気に応えてくれました!!!
上野翔の負傷により、代打として手綱を任されたプレッシャーは多少なりともありましたが、勝てば官軍のこの世界。
ホッ。。。と安堵な気持ちです。
上野がね、この3戦を大事に大事に乗って育てていたのを僕、垣間見ていたんですよ。
丁寧に丁寧に競馬をして、競馬の中で馬を育てていた。
それがやっと今回結びつきました。
乗り替わって結果が出た馬とか、転厩して結果が出た馬とか事例は多々ありますよね。
確かに、変わった先の手腕も多少はあるのかも知れない。
でも僕はそれだけとは思わない。
人間が結果を出すのに、物事の変化や身体の成長、また慣れていくなど精神的な助長など様々な事象があります。
同じくして、生き物であるお馬さん達は今すぐ出来ない物事が多々あるのです。
今の日本のシステムでは2歳時から競馬を走りますが、幼稚園児のお遊戯みたいな心と身体で、彼らは結果を出せと求められます。
もちろん優秀な仔達は結果を出せるでしょう。
でもね〜僕は思うんですよ。
人でも遅咲きな方がいる様に。
30歳超えて。それこそ40〜50歳になってからスポットが当たる人がいる様に。
大器晩成型の馬もいる訳なんです。
僕の愛馬達もそうでした。
言ってしまえば有馬に出たオジュウチョウサンもそうでした。
時間をかけて事を成す場合もある。
そして事を成す為の順序。
携わってきた人々が、その裏で支えて教えて育てて来たという事実もある。
なので今日でた結果だけに捉われないで欲しいんです。
紆余曲折いろいろあって今日に結び付いたんです。
勝てば官軍。
でも勝つ為に苦心してきた日々がある事をどうか知って頂きたい。
という僕、個人の感想でした。ありがとうございました。