動画で競馬シリーズ | 金子光希オフィシャルブログ「そらとぶおにいちゃん」Powered by Ameba

動画で競馬シリーズ

 

先日は生徒の模擬レースを添付しましたが、今日は海外の競馬を拝借して。
ちょっと小細工を覚えたようだ、なアナログ星人・寮長です。こにゃんちは。

英語のよーわからん僕には正確に把握しとりませんが、これは米国かな?
リードポニーとゲートボーイと呼ばれる助っ人がいるあたり日本ではない!ってとこくらいしか(以下略)
あとは砂の飛散が少ない感じが受けるのでオイルサンドなんですかね?ポリトラックかな?水撒いてるだけだったらそれまでですが。

先日の映像もそうですが、某ゲームで騎手視点でレースを体験するものがありますよね。やったことないけど。それをプレイされた方には「こんなもんだよなー」くらいに思っていただけたかもしれませんね。
はい、では簡単に講釈です。合ってるかどうかは知らんけど、ふーんくらいの参考までにどうぞ。

ゲートから発走し、動画中1:00あたりからだんだん砂がカメラにへばりついてきて見にくいかもしれませんが、左前方を走るお馬さんの脚や爪が見えましたでしょうか?
馬は車と違い、4本の脚で馬体を支え、そしてその4本の脚をもって大地を蹴り進んでいきます。
前方に馬がいればその後脚が後方に伸び、そして自分が騎乗する馬の前脚は前方に伸びることになります。

はい、ではこの後方に伸びる脚と、前方に繰り出す脚がぶつかるとどうなるか想像できますでしょうか?
競走馬はまず蹄鉄を履いている事が多いですので(アクシデントで落鉄時等を除く)、接触すれば馬が大怪我をすることが多いです。
さらに最悪なのは、その拍子に足払いのような状態になり、ひっくり返ります。

正直、ハンドルやブレーキの効かない状態(口向きが悪い馬などの癖があったり)になると生きた心地がしません。

こちらでは映像終了に近づくにつれて、へばりついた砂によって前方の視界を得ることが困難になってきていますね。(これはカメラが・・・でしょうが)
普段騎乗する際には透明なプレートやゴーグルを数枚装着して騎乗しますが、それでも枚数が足りず動画のように視界不良になることがあります。
では、どうするのか?

正解・手で拭う。

車を運転される方はわかるかもしれませんが、豪雨でワイパーが意味をなしていない状態で運転したことある方いらっしゃいますか。
ゴーグルにはワイパーついてない上、相当な悪天候でなければ競馬は開催することが多いですので、そういう状況になると前が見えないことあります。

じゃーどうするかと言えば、もうそこから先は感覚です。
うっすらと見えるにじんだ馬体や、騎手の勝負服、雰囲気で乗るしかないです。

だってやらなきゃ大怪我もしくは死んじゃうもんw