笑顔ええ顔 | 金子光希オフィシャルブログ「そらとぶおにいちゃん」Powered by Ameba

笑顔ええ顔

皆さん、こんにちは。

言葉の魔法もいいですが、笑顔の魔法もいいですよね。寮長です。



ある時のパドック。

よし、行こう!と気合い十分なところに、その時の騎乗馬を管理されているS先生からのキラーパスが飛んできました。

「光希、あのお前の横断幕のところにいるのお前の母さんか?」

「えっ・・・違います」

先生から発せられるには、拍子抜けするくらいのいきなりの発言になんか和みました。



先週、コアレスグルーム号に跨ってる時のパドック。

「金子さ~ん、頑張って!」

「金子、がんばれっ!」

女性からの声援が聞こえた時、そして男性の声からの声援が聞こえたときなんて特にテンションがあがるものです。

実は、この日グルーム君を曳いていたのも金子さん。

「金子さん、頑張ってだって、金子さん。聞こえました?金子さん?ぷぷぷ」

「俺じゃないだろw」

えぇ、あまり目立って怒られても仕方ないので冗談は程々に。
たまーに僕の顔が引きつっているのは笑いを堪えている所為もあるかもしれません。

真剣さがうんちゃらと言われそうなものですが、ガチガチに緊張してる様よりはパフォーマンスの向上になり、適度に解してくれる厩務員さんの存在が嬉しかったりします。

そうそう、先週は平地レースに騎乗させていた頂くことが出来たのですが、その装鞍所で声をかけられました。

「お、光希。今日は平場もか?」

そう声をかけて下さったのは以前、平日の調教を乗せてもらっていた小島 太先生。

(もともと乗り手の多い厩舎だったので、一時期を境に一番忙しい朝一の調教のサポートから抜けまして、今は伊藤大士先生の厩舎をサポートさせてもらっています。)

「はい!運良く抽選に入りました。今日は障害からだったので。あちらは五着でした。」
えへへへ。と笑う僕。

そしたら先生、にっこり笑い「おぅ。いつも見てるぞ!頑張れよ」と。

嬉しいですよねぇ。

そこから騎乗馬の装鞍に向かいますと、今度は見覚えのある懐かしい顔が。

「金子くーん、おひさしぶり~」

「あれれれれ?」

なんと10レースのフィールドジュエル号を担当されている女性の厩務員さんは競馬学校時代の顔なじみの方でした。
実に13年ぶりくらいの再会です。

「いつもブログ見てるで~」

と言う厩務員さんに「最近てんぱっちゃってる内容ばかりでお恥ずかしい・・・」と照れ隠しに笑いました。


さて今週は障害未勝利にローレルリラ号に騎乗します。
逆から読むとラリルレロなリラちゃん。

リラの担当厩務員さん、いつも笑顔ではきはきテンポよく話す方で調教騎乗前や厩舎で元気をくれます。

そんなパワーをくれる方々のためにも、今週も元気にぽぽぽぽ~んと障害を飛び、笑顔で完走したいと思うのです。