お手手がドラえもんになりました。 | 金子光希オフィシャルブログ「そらとぶおにいちゃん」Powered by Ameba

お手手がドラえもんになりました。

ご無沙汰しております。

メリークリスマスな今日この頃。皆さんいかがお過ごしでしょうか?

はい。ご存知の方もいらっしゃるかとは存じますが、小指の骨が折れました。寮長です。
ご報告遅くなってしまい、すみません。

8日の調教で馬がビックリした際に一瞬バランスを崩し、お馬さんの首に小指がひっかかり「バキッ!」と良い音がしたんですね。

その日は最後に競馬に騎乗した森先生が管理されるプリティーゴールドの調教、また先週に初障害で宗像さんが騎乗されたホーカスポーカスの障害試験の騎乗予定もありましたので、途中の休憩時間に氷でがっつりと冷やし、テーピングで応急処置をした上で仕事をしていました。

みるみるうちにはれ上がっていく僕の小指。

というか、左手の甲全体。

食堂に居合わせたケータと隼人(鈴木慶太&吉田隼人)に
「どうしようこれ。お手手がドラえもん仕様になったんだが。。。」
と話を振りますと予想通りの「ちょ。。。おまっ」な反応。

「先輩それはヤバいでしょう!小指と薬指が綺麗にくっついて並んでないじゃないですか!?」

「うん。なんかテテテテンッ!て効果音しそうだろ?うははは」

「テテテテンッwいやいや、冗談言ってる場合じゃ。。。ぶっ」

とりあえず今年のクリスマスプレゼントはどこでもドアが欲しい。いやむしろ折角こんな手になったんだから四次元ポケットのほうがいいか?なんて話を繰り広げました。

怪我した瞬間の音とその後の腫れ具合から、感覚的にこれはイッタな。。とは思ってたんですが、どうしても残る数週間乗りたくて痛み止めとテーピングの補強でそのまま調教と日曜日のプリティーさんは騎乗したのです。

実質ドクターストップがかかったのが日曜の競馬が終わった後でした。

日曜競馬騎乗後に、残数少なくなった湿布を貰おうと救護所へ向かうと、筑波の病院に勤める先生の姿が。

「せんせー湿布くーださいっ!」
と発する僕に

「何その手?レントゲン撮らないと湿布あげられないよー」
と非情な一声。

「げっ・・・Σ」でした。

全開でゲッ!な顔になりました。

嫌だなぁ・・・と思いつつも仕方なく承諾すると、出てきたのははっきり折れてる小指の写真。

「残る指が3本あるんでどうにか乗れますから大丈夫です。」
と理解不能にもとれる僕の言い訳を、先生あっさり打ち壊してくれました。

「今ずれたら手術だし、一生残るよ?」

ごめんなさい以外に何を言えと。

とこんな感じで僕の一年は幕を閉じました。

さて明日は障害レースの祭典「中山大障害」

全馬の完走と、見応えのある競馬を期待して見学させて頂きたく思います。

いやー今年は骨の折れる一年でした。それでは。


金子光希オフィシャルブログ「そらとぶおにいちゃん」Powered by Ameba-ドラえも~んorz