浮気相手
皆さん、こんにちは。
大雨降っても、手当て無し。寮長です。
(コメントにて拝見したのですが、競輪選手は雨降ると雨手当て貰えるんですね~。ちょっと羨ましく思えました。)
コメントからも見受けられたのですが、雨の日って障害レースは危険度が増しそうに感じますよね。
確かに、馬によっては普段以上に気を遣うお馬さんもいますし、下がぬかるむ分足を取られます。
が、裏を返すと、気を使って走る分ペースも遅くなりがちになりますし、落ちても滑ったり地面が柔らかかったりで、一概には言えないものの、意外と事故や怪我が少なく感じます。
それと余談なのですが、千葉ちゃんは性病ではありませんので、悪しからずw
さて、今日新たに競馬学校から3人の生徒を迎え、出張している者を含め39名
(うち学校生徒7名。騎手試験に向け、今月19日に3年生の4名が帰校予定。)
が在住している状況なのですが、これだけの大所帯になると、やはり管理してくれる寮監さんの存在が必要不可欠となります。
約二年前から赴任し、お世話になってる寮監さん。
迷惑を掛けてばかりですが、いつも親身になって対応してくださり、感謝するばかりです。
今日は、そんなお世話になっている寮監さんの娘さんカズちゃん(5歳)との一コマをどうぞ。
通称カズちゃんは、五歳になる女の子で、寮に勤めているマダム達にとても可愛いがられている。
元祖らぶりぃ寮長としては、マダム達の関心を持っていかれライバル心をふつふつと燃やす今日この頃だ…
また、いつも元気なカズちゃんだが、何を間違えたか、最近この俺を妙に気に入ってしまったらしい。
実は、以前から俺は、何故かチビッ子共に人気がある。
先輩のハイハイ出来る様になったばかりのガキンチョに会った時は、会った瞬間、猛烈な勢いでこちらに突進してきて
『ダァ!!』
いきなり、満面の笑みで、往年の猪木選手を彷彿させる発言をしてきた。
すでに、大物感がみなぎっている。
嫁『人見知りの激しい子なのにねぇ…』
俺「そ…そうっすか」
どうやら、俺に同じ匂いを感じたらしい。
その後も、Jrは俺の周りをぐるぐる這いずり廻っていた。
仲間意識は嬉しいが、ここまで若いと笑えない…
カズちゃんにおいても例外ではない。
俺の顔を見つけては、
『金子さ~ん!』
おぉ、中々出来た子ではないか。
『アホ~!』
あ、アホ!?
たしかにアホだが…?
否定出来ない自分が悲しい…
『ねぇねぇ…』
ん?何?
『チャンバラしよぉ♪』
チャ、チャンバラって…
彼女は持参した、クルクル丸めた広告でバシバシ俺を叩きだした。
『えぃえぃ♪』
そんな可愛く音符つけたってダメだからっ!
『バーカ!』
「………。」
これまた、否定出来ない自分が哀れ。
なんか、折れた広告とともに心が折れる音がした。
またある時は、俺を見つけ、
『鬼ゴッコしよぉ♪』
彼女は、食堂の中を元気に走りだした。
しゃーない…たまには構ってやるか。
「まて、まてぇ♪」
若いレディーに乗せられ、俺まで音符…
食堂の中心にある、柱の周りをグルグル走るカズちゃん。
それを追いかける俺。
む、虚しい…
さすがにキリがないと思い、オレ逆走。
『逆走しちゃダメなんだよぉ!』
良く言えました。
が、何なんですか…その自分ルールは?
挙げ句のはてに、部屋まで追いかけられた。
チビッ子は疲れというものを知らん。
そんな元気なカズちゃんに、最近変化が訪れた。
『か~ねっこさん♪』
「ん?なぁーに?」
『ワタシが結婚する相手知ってる?』
この流れは・・・
ちょ、まっ・・・心の準備が出来てないんですけど!
『ケンジだよ♪知ってる?』
ちょっとドキドキしてしまった俺はバカか。
しかし、ケンジとは誰だ?
俺の身近には、平沢健治(騎手)しかいない。
ここは嫉妬するべきですか?
「ケンジって、だーれ?」
『んとねー。「ヤスコとケンジ」のケンジだよー』
「ヤスコとケンジ」ってなんだ?
俺は「ケイコとマナブ」しか知らない。
聞く話しによるとドラマの主人公で、TOKIOの松岡さんが演じている役らしい。
そうかそうか。
カズちゃんは、松岡さんがタイプなのか。
「じゃ、素敵な女性にならないとね♪」
『うん!』
恥ずかしそうに走り去る後ろ姿がなんとも可愛く、微笑ましい。
と、身を翻し、俺の耳元で囁きかけてきた。
『その次は金子さんと結婚してあげるね・・・♪』
なんと言うか、とっても複雑な心境になりました。
大雨降っても、手当て無し。寮長です。
(コメントにて拝見したのですが、競輪選手は雨降ると雨手当て貰えるんですね~。ちょっと羨ましく思えました。)
コメントからも見受けられたのですが、雨の日って障害レースは危険度が増しそうに感じますよね。
確かに、馬によっては普段以上に気を遣うお馬さんもいますし、下がぬかるむ分足を取られます。
が、裏を返すと、気を使って走る分ペースも遅くなりがちになりますし、落ちても滑ったり地面が柔らかかったりで、一概には言えないものの、意外と事故や怪我が少なく感じます。
それと余談なのですが、千葉ちゃんは性病ではありませんので、悪しからずw
さて、今日新たに競馬学校から3人の生徒を迎え、出張している者を含め39名
(うち学校生徒7名。騎手試験に向け、今月19日に3年生の4名が帰校予定。)
が在住している状況なのですが、これだけの大所帯になると、やはり管理してくれる寮監さんの存在が必要不可欠となります。
約二年前から赴任し、お世話になってる寮監さん。
迷惑を掛けてばかりですが、いつも親身になって対応してくださり、感謝するばかりです。
今日は、そんなお世話になっている寮監さんの娘さんカズちゃん(5歳)との一コマをどうぞ。
通称カズちゃんは、五歳になる女の子で、寮に勤めているマダム達にとても可愛いがられている。
元祖らぶりぃ寮長としては、マダム達の関心を持っていかれライバル心をふつふつと燃やす今日この頃だ…
また、いつも元気なカズちゃんだが、何を間違えたか、最近この俺を妙に気に入ってしまったらしい。
実は、以前から俺は、何故かチビッ子共に人気がある。
先輩のハイハイ出来る様になったばかりのガキンチョに会った時は、会った瞬間、猛烈な勢いでこちらに突進してきて
『ダァ!!』
いきなり、満面の笑みで、往年の猪木選手を彷彿させる発言をしてきた。
すでに、大物感がみなぎっている。
嫁『人見知りの激しい子なのにねぇ…』
俺「そ…そうっすか」
どうやら、俺に同じ匂いを感じたらしい。
その後も、Jrは俺の周りをぐるぐる這いずり廻っていた。
仲間意識は嬉しいが、ここまで若いと笑えない…
カズちゃんにおいても例外ではない。
俺の顔を見つけては、
『金子さ~ん!』
おぉ、中々出来た子ではないか。
『アホ~!』
あ、アホ!?
たしかにアホだが…?
否定出来ない自分が悲しい…
『ねぇねぇ…』
ん?何?
『チャンバラしよぉ♪』
チャ、チャンバラって…
彼女は持参した、クルクル丸めた広告でバシバシ俺を叩きだした。
『えぃえぃ♪』
そんな可愛く音符つけたってダメだからっ!
『バーカ!』
「………。」
これまた、否定出来ない自分が哀れ。
なんか、折れた広告とともに心が折れる音がした。
またある時は、俺を見つけ、
『鬼ゴッコしよぉ♪』
彼女は、食堂の中を元気に走りだした。
しゃーない…たまには構ってやるか。
「まて、まてぇ♪」
若いレディーに乗せられ、俺まで音符…
食堂の中心にある、柱の周りをグルグル走るカズちゃん。
それを追いかける俺。
む、虚しい…
さすがにキリがないと思い、オレ逆走。
『逆走しちゃダメなんだよぉ!』
良く言えました。
が、何なんですか…その自分ルールは?
挙げ句のはてに、部屋まで追いかけられた。
チビッ子は疲れというものを知らん。
そんな元気なカズちゃんに、最近変化が訪れた。
『か~ねっこさん♪』
「ん?なぁーに?」
『ワタシが結婚する相手知ってる?』
この流れは・・・
ちょ、まっ・・・心の準備が出来てないんですけど!
『ケンジだよ♪知ってる?』
ちょっとドキドキしてしまった俺はバカか。
しかし、ケンジとは誰だ?
俺の身近には、平沢健治(騎手)しかいない。
ここは嫉妬するべきですか?
「ケンジって、だーれ?」
『んとねー。「ヤスコとケンジ」のケンジだよー』
「ヤスコとケンジ」ってなんだ?
俺は「ケイコとマナブ」しか知らない。
聞く話しによるとドラマの主人公で、TOKIOの松岡さんが演じている役らしい。
そうかそうか。
カズちゃんは、松岡さんがタイプなのか。
「じゃ、素敵な女性にならないとね♪」
『うん!』
恥ずかしそうに走り去る後ろ姿がなんとも可愛く、微笑ましい。
と、身を翻し、俺の耳元で囁きかけてきた。
『その次は金子さんと結婚してあげるね・・・♪』
なんと言うか、とっても複雑な心境になりました。