うぉい、霧？

皆様、こんにちは。

ブログに登場した人とすれ違うたび「ギャラ・ギャラ」言われる寮長です。
（新しい挨拶でしょうか？）



今日は、今週の競馬に向けて追い切り（馬にもよりますが、普段よりスピードの速い
きつめの調教）の日です。


馬によっては木曜日に、この調教を行う場合もありますが、競馬を予定している大体のお馬さんが水曜に行う為、日常の生活上やや忙しい日ですね。


そんなこんなで、一日が始まったわけですが・・・

朝５：００にお馬さんに跨りましたら、前が見えない。


オレはそんなに寝ぼけているのか、とショックを受け眼を擦りましたが余計に見えない。


原因は昨夜いきなり降り出した雷雨の所為でした。


これでもか！と降り続いた土砂降りの雨により、朝から霧が全開。
（はっきり言って、こんなモザイクいりません。）



朝一から障害を飛ばす予定なのに、前が見えない。

いきなり朝から今日一番のピンチ到来です。


でも、さすが競馬を走るお馬さん。

障害レースを使ったことのある馬（エヒテンヴィーゼ号）に跨っていたのですが、多少気を使いながらも、きちんと飛ぶ。

ホントお馬さんは、ご立派です。


なんとか一番乗りを終え、二番目のお馬さんへと続いて跨ります。

ここで乗っていたのは今週レースを予定しているシュフルール号。


愛着を込めフルルと呼ばせていただいてるのですが、
このお姉さまはとっても大人しい女性です。

テクテク歩くその格好は、競馬の時のような凛々しさを纏いつつも荒々しさは微塵も感じさせず、きっと馬に乗ったことのない人でも歩かせるぐらいなら平気で乗れると思います。


朝見かけた、レーザー君（タイキレーザー号）もフルルものんびり屋さんのマイペースで、抱きしめたくなるくらい可愛い。

そんなことを考えているからでしょうか。

厩舎に行くと、レーザー君は愛想がいいけど、
フルルちゃんはめっちゃ威嚇してきます。



まるで、

「セクハラよ！！」

とでも言っているかのようです。


どんまいすぎる自分の話しはさておき、何故か障害馬は乗っていて大人しい馬が多いんですよね。

中には元気すぎたり、手のかかるお馬さんもいます。
（テレジェニックは大変でしたｗ）


勿論、ある程度歳をとり大人になっていくというのも理由の一つですが、
これだけは本当の理由が分かりません。


いろんな馬がいて、答えもない。

十人十色じゃなくて、十馬十色です。


何年乗っても、分かりきれないし飽きさせない。

だから彼らが好きなんです。