中学生と小学生の子どもがいる。

夫と私を含めて、家族は4人。 


家族4人で出かけることは、あまりない。


長男の高校受験でピリピリしている中、

夫が「家族で出かけよう」と言ってきた。 


正直「なんで今!? 」と思った。 


「勉強しろって言ってるのに、遊びに行くの?」


と思わず言いそうになったが、 

長男の成績や状況を考えると 

空気がさらに重くなりそうで口をつぐんだ。


行き先は「学び」をテーマにした場所だった。


勉強へのきっかけになればと

夫なりに考えたのかもしれない。 


けれど長男も私と同じ反応だった。


しかもそういった場所に長男は興味を示さない。


加えて今、夫との関係はかなり拗れている。


 「絶対、行かない!!」 


長男はきっぱりと拒否した。

私だって同じ立場なら断っていただろう。

気持ちはよくわかる。


でも夫は、断れば必ず相手の弱い部分を突き

力で押さえ込もうとする。


これまで何度も

そのやり方は違うと伝えてきたけれど、

結局、私が子どもを説得する役になる。


長男を説得していると、下の子がこう言った。 


「お父さんはこだわりが強いから行くしかないよ」 


夫と私、そして長男には

それぞれに譲れない「こだわり」がある。 


それは時に人を疲れさせるし

手放せたらもっと楽に生きられると思う。


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今回、長男は渋々ながらも参加した。


けれど終始、空気は重いままだった。


家族4人それぞれが不満を抱えたまま、

ただ疲れ果てて1日が終わった。


振り返ってみても

家族4人での外出が穏やかに終わったことは

一度もない。


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発達障害に関する記事の中で

こんなコメントがあった。


「周りの人が振り回されて、

心を病んでしまうこともある」


本人の生きにくさに目が向くのは当然かもしれない。

でも周囲にいる人間もまた、何度も限界に近づく。


繰り返される衝突、思いが伝わらないもどかしさ。

そのたびに、心が削れていく。


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発達障害があろうとなかろうと

人にはいろんな面がある。


どんなに長男に振り回されても、

長男の良い面はいつも頭の片隅にあって

幸せを願わずにはいられない。


でもそれは私が親だからこそ持てる感情であって、

他人にはなかなか理解されないものだということも

痛感している。


今はまだ子どもだから、学校の先生の支えや

親が頭を下げることで何とかなる。


でも義務教育が終わり、

これから大人になっていく中で

そうはいかなくなる場面も増えていくだろう。


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私が子どもだった頃、母はよく褒めてくれた。


「もっと客観的に見た方がいいよ」と返しても、

変わらず褒め続けてくれた。


正直、親バカだと思っていた。


けれど、あれはネガティブ思考に偏っていた私が 

どうすればポジティブになれるかを 

真剣に考えてくれていたのだと思う。


ポジティブになれたわけではないけれど

 「母だけは私の味方でいてくれる」

その思いが心の支えになっていた気がする。


私も子どもたちにとって、そういう存在でありたい。


ただ、今回の高校受験については迷いがある。


夫の「高校に行きたいなら勉強すべき」

という考えにも、一理あると感じてしまう。


子どもの生きづらさに寄り添いたいけれど、

現実として社会は厳しい。


受験という場面で

今の長男の言動をどこまで許していいのか。

果たしてそれが、本当に本人のためになるのか。


答えにたどり着いたつもりでも

気づけばまた迷っている。


そんな自分に、どうしようもなく疲れます真顔


最後までお読みいただき、ありがとうございました。