母が15歳まで住んでた地域は
家から通える距離に高校がなかった。
母方の祖父は教育熱心で
学歴は必要だと言ってたらしいけど、
その祖父が他界して
母の家は急激に貧乏になったので
高校に進学することを諦めていたそう。
ただ母の成績は良かったので
伯母(年の離れた母の姉)の家に
下宿させてもらえることになり
母は高校に進学した。
でも母が高1の夏、
伯母の配偶者が他界して生活が一変。
伯母は卒業するまで下宿していいと
言ってくれたそうだけど、
母は中退して就職した。
母らしい決断だけど、
家から通える距離に高校があれば
母の人生は変わってたかもしれないと
私は思う。
---------------------------------------------------------
夫と義父は国立大学を卒業してるけど
夫の卒業した大学のほうが偏差値は高い。
その偏差値の差は地頭の差ではなく
環境だと夫は断言する。
義父が中高一貫校に進学して
予備校に通ってたら、
同じ大学に進学してたかもしれないと。
それだけ環境は大事だと言った。
話を聞いた時は疑問に思ったけど、
改めて上の子の成績を凝視すると
塾に行きだした後のほうが、まだいい。
もし成績表を載せたら、
「どのあたりがいいの?」
と聞かれそうだけど、まだいい。
ちなみに私の学力テストの偏差値は
常に50前後だった。
定期テストの前は一睡もせずに挑み、
賢い人がしていた習い事ランキングで
上位の習い事は全て経験済み。
しかも公文と塾も経験していたので、
それで50って、どういうこと!?
幼少期の経験、意味なし( ・-・)
と、私は思った。
でも最近はこう思う。
その経験があったから
50だったのかもしれないと。
というのも、新NISAの本、今2周目。
絶望するほど理解力がないのである
-------------------------------------------------------------
愛情から
「勉強しなさい」と言ったとしても、
教育虐待かどうかを決めるのは
子どもだと思う。
だから書くのを躊躇うけど、
たとえ勉強に興味がないとしても
勉強したことは
無駄にはならない気がしました
お読みいただきありがとうございました。