学生の時、就職が決まらず私は焦った。

 

焦った私は就活に集中するため、

シフト制のバイトを辞めて

単発バイトのみにしようと思った。

 

そのことを

バイト先の女性社員に伝えると、

こう言ってくれた。

 

籍を残しておいたら?

そしたら働きたくなった時

すぐ戻ってこれるしニコニコ

 

そんなことができるとは知らなかったので

籍を残すことについて質問すると、

迷惑をかけない気がしたので

籍を残してもらうことに。

 

それから1ヵ月ほど経った頃、

男性社員から電話があった。

 

今すぐ来い!

とすごい剣幕なので慌てて行くと、

壁バーンの後

おまえ なめてんのか!と。

 

怒り狂った男性と2人、しかも夜。

 

怖かった。

 

でも、ツンちょっと不満としてるように見えたのか

男性社員はヒートアップ。

 

狂気を感じながら話を聞いてると、

私が無断で来なくなったと思ってることが

わかったので反論した。

 

すると女性社員を呼んで

事情を聞きはじめたので

私は心底ほっとしたけど、

 「そんなこと言ってません」

と言う女性社員。

 

意味がわからない私は放心状態無気力


その状態で辞める手続きをして

事務所を出ると、

女性社員が追いかけてきた。


「ごめんね」

と言われても言葉が見つからなくて

急いで自転車で帰ったけど、

家に着いた後「なんで?」と悶々とした。


-----------------------------------------------------


良心の呵責に苛まれるなら

正直でいたいと思うのに、

足が竦むことがある真顔

 

でも当時の私は

その女性社員の言動が理解できず

働くのが怖くなった。

 

それまで何もしなかった家事を

してみたものの、

働く母を見ると罪悪感は募る一方で

勇気をふりしぼって復帰したけど、

怖かった。

 

社会に出るのが怖いと思う経験は

誰でも起こりうる(と思う)。

 

学歴や資格があったとしても。


-----------------------------------------------------

 

私の父は自営業をしていて

私が生まれた時は貧乏ではなかった。


でも事業に失敗した後は

まともに働こうとしなかった。

 

まともに働かなかった理由は

知る由もないので私にはわからないけど、

父は資格を持っていた。

 

しかし事業に失敗した後は

それを活かすことができなかった。

 

父のことを改めて思い出したら、

子育てについて話した時に

「心が強い子になってほしいと思った」

と言ってた義母の言葉が腑に落ちた。

 

でも鋼のメンタルを身につけるには

どうしたらいいんでしょうね真顔

 

お読みいただきありがとうございました。