dL(デシリットル)を息子の教科書で見た時、

こう思った。

 

なにこれ?真顔

 

その程度の学力しかないのに、

私の将来の夢は学校の先生だった。

 

恥ずかしくて震えながら書いてます。

 

なんでも特性のせいにしたら

いけないんだろうけど、

何かあるとしか思えないほど

自分のことがわからないし想像力がない。

 

そんな私は頑張ればなれると思って、

私が調べた中で

学費が1番安かった短大に進学。


安いといっても借金の額が大きく、

母は掛け持ちで働き私もバイトしてたけど

成人式の時は貧乏を極めていたため、

成人式への参加も振袖も諦めていた。

 

そしたら、

同じ理由で諦めた経験のある母が

こう言った。

 

後悔するかもしれないから

写真だけは撮っておいたほうがいいよ

 

そう言われると心が揺れて、

大学で卒業式の袴をレンタルできたので、

家が貧乏だと嘆いてた友人と一緒に

それを利用することにした。

 

その友人も

「成人式に参加する余裕はない」

と言っていた。


貧乏なのは私だけじゃない


そう思うと心強かった。

 

多分、友人も。

 

しかし、その友人は

祖父母に振袖を購入してもらうことになり、

未だに覚えてるぐらい悲しい顔で

謝ってきた。

 

謝ることではないのに

悲しい顔で謝られたことが

すごく惨めに感じて、

私は平静を装うことができず

素っ気ない態度をとった。

 

それなのに関係が修復するまで

何度も優しく話しかけてくれた。

 

それだけ優しい人だから

あんなに悲しい顔をしたとわかった時、

罪悪感に苛まれた。

 

当時から隣の芝生は青くみえて、

羨んでたのかもしれない。

 

勉強もできないのに進学させてくれて、

写真まで撮れたことに感謝すべきなのに。

 

そもそも進学する時、

「借金したらどんな生活が待ってるか」

そのことが想像できず

自分のことがわかってなかった私が悪い。

 

私は特に幼いんだろうけど、

借金に追われる生活がどれだけきついか

10代だとわからない子も

いるような気がする。

 

息子達はわからない気がするので、

奨学金を借りても私が返したいけど

老後の資金を考えると、どんよりチーン

 

「貯金代わりは絶対だめ!!」

と書いてたけど、

少額からできるので新NISA始めてみます。

 

お読みいただきありがとうございました。