私が学生の頃、毎年12月になると

母は美容院に行っていた。

 

母が美容院から帰ってくる度に

私はこう叫んだ。

 

パーマ、かかりすぎじゃない!?あんぐり

 

すると母は

このぐらい強くかけてもらわないと

1年持たないのよ不安と。


その母、白髪染めが必要になると

ロングだった髪をショートにした。

 

ロングのほうが似合うのにあんぐり

と私が言うと、母は

このぐらい短くしないと

家で染められないのよ不安と。

 

装うことにお金をかけたいと思ってた

当時の私は共感できなかったけど、

教育費にお金をかけたいと思う今、

母の言ってたことがよくわかる。

 

スタースタースタースタースタースタースタースタースタースタースター


子ども達が受けた英検、合格していた。

 

家庭学習で合格する子が多い級なので

私もそのつもりだったけど、

去年の夏、問題集を見てびっくり。

 

なにこれ?チーンとパニックになるほど

どう進めていいのかわからなかった。


子ども達も家(私)では無理と思ったのか、

習いたいと言い出したので

英語を習わせることに。


英検に合格するまでにかかった金額、

1人約10万円。

 

高い。


でもスーパーで食品を買いすぎる度に

またやってしまった宇宙人くん

と激しく後悔するけど

英語を習わせたことは後悔してない。


昔も今も誇れるものがない私は、

想いとお金を無駄にしてしまったようで

母のことを思い出すと胸が痛くなるけど、

今の私と同じ心情だったのかもしれない。


「何にお金をかけたいか」


お金に余裕がない場合、

これが夫婦で違うと

争いが絶えない気がしてます無気力

 

お読みいただきありがとうございました。