心底こう思う。

 

「こんな人、世の中にいるの!?」

と思うほうになりたかったと。

 

「帰省したい」と夫が言ってきた。

 

教育費にお金が必要だから

副業代でなんとかしてほしいと

お願いしたばかりだったので、

空耳か!?と絶句してると、

続けてこう言ってきた。

 

「お金、出してもらえないかな」と。

 

本当にないので、「ない」と言うと、

教育費にお金をかける必要はないと

言ってきた。

 

私と上の子もそうだけど

「0か100か」なところが夫にもあり、

今は帰省することで

頭がいっぱいなんだと思う。

 

ちなみに義父母は60代で

今のところ持病もなく元気です。

 

この思考になると

自分の考えが絶対正しいと思うので、

子どもの教育費より

親のほうが大事だと主張してきた。


受験も塾に行かせる必要もないと言う。

 

こうなると何を言っても無駄なので

言うことを聞いてきたけど、

今回は引き下がることができず、

「そんなに頻繁に帰省したいなら

年に1回は子ども達を連れて行って

あとは自分1人で行ってほしい」と言った。

 

そしたら

「子ども達を連れて行かないと意味がない」

と言って子ども達に声をかけはじめた。

 

「3人で行こう」と。

 

上の子が「絶対行かない」と言うと

「お小遣いをもう渡すな!!」

と言い出した。


それでも上の子は怯まず

「絶対行かない!!」

と言ったので、修羅場に。

 

「行きたくない理由を考えてほしい」

と私が言っても

「また話すからいい!!」

と夫が部屋に戻ってそこで終わった。

 

私の父が私に関心がなかったように、

夫もそうだと思う。

 

はじめて夫が子どもと関わったのが

上の子の勉強を教えた時だった。

 

その時まだ10歳だった上の子は、

子から親への無償の愛があり

「お父さんに算数を教えてもらえる」

と嬉しそうだった。

 

しかし夫は違った。

 

自分似だと思い込んで期待したのだろう。

 

思うようにできない上の子に

暴言を吐き続けた。

 

上の子は泣き、

私も泣きながら夫に怒った。

 

そんな日々が続き

上の子の成績は上がったけど、

上の子と夫の仲は険悪になった。

 

勉強ができないと愛されないなら

愛されなくてもいいと思う年齢に

上の子はなったんだと思う。

 

義父母も自分達に関心がないことを

上の子は気付いてる。

 

同級生から話を聞く度に

お小遣いをもらったことがないことに

上の子は疑問を持っていた。

 

その疑問を持って数年ぶりに帰省して、

自分達に関心がないことがわかったと

上の子は言っていた。

 

帰省中、私がいないところでも

話をしなかったそうだ。

 

「孫は可愛い」とよく聞くので

私に遠慮してると思ってたけど

私も最近は違うような気がしている。

 

いろんな人がいて

いろんな考え方があって、

それでいいと私は思う。

 

でも祖父母に愛されて育った夫は

自分1人で帰省しても喜ばないと言う。

 

それにしても自分勝手だと思う。


夫からしたら私と上の子のことを

自分勝手だと思ってるんだろうけど、

傷つけたほうは忘れても

傷つけられたほうは忘れないものだと

私は思う。

 

「絶対行きたくない」

と言う上の子のことを

自分勝手だと私は思えないんですよね。

 

どうしたらいいんでしょうね。


お読みいただきありがとうございました。