こんにちは!「ワトルズの教え」の伝道師、金井戸隆です。

 

昨年からですが、「スピ活カフェ会」というものに顔を出すようになりました。

 

その会は、見知らぬ者同士が集まって、日ごろ人に話せないスピリチュアルな話をするというものです。

 

何となく怪しい感じがすると思いますが、当然出席している方たちも、人に話すと「怪しい」と言われることは認識しており、だからこそ、普段話せない話をそこで満足いくまで話そうという趣旨のものなんですね。

 

で、これが意外と盛況で、毎回10人以上の人が集まるんです。

 

私はスピリチュアルには、半分懐疑的なところもあるのですが、「ワトルズの教え」にどれだけのニーズがあるのかを探りたいのもあって、参加させてもらっています。

 

参加される方はさまざまなスピリチュアルなことにハマっていまして、占いをはじめ、UFO、幽霊、神様などの楽しい話が聞くことができます。

 

で、そこで共通していることがあります。

 

それは、皆さん、宇宙の話をよくされるということです。

 

占いの占星術にしても、UFOの話にしても、何かと宇宙の神秘とつながるんですね。

 

私も「ワトルズの教え」を深堀りするのに宇宙のことを結構調べているので、その神秘性はよく分かります。

 

 

◆宇宙の誕生

 

宇宙は、約138億年前に、原子よりも小さなミクロの存在で生まれました。

 

で、生まれたとたんに急膨張をして、超高温に加熱されたんですね。聞いたことがある言葉だと思いますが、これを「ビッグバン」と呼びます。

 

ビッグバン後の宇宙は、緩やかに膨張を続けて、その中に星や銀河が生まれていきました。

 

そして、138億年をかけて、今のような広大な宇宙になったんです。

 

膨大な時間とエネルギーをかけて、宇宙は生まれたんですね。

 

あまりにもスケールが大きくて、想像をはるかに超えています。

 

宇宙の話だけを聞くと、もはや科学というよりスピリチュアルですよね。

 

宇宙の誕生については、たくさんの検証がされたと思うのですが、当然その様子を見た人はいないので、予想や仮説の域を出ません。

 

そう思うと、星の位置関係で、占いと称して法則を見出したり、未確認飛行物体を見て、地球外生物がいると判断しても不思議ではないような気がします。

 

宇宙についての科学的な話を聞けば聞くほど、スピリチュアルにくくられてしまうような荒唐無稽な話でも、まんざら嘘のようには聞こえなくなるんです。

 

 

◆人は「星の子」

 

宇宙の中でできた星がその寿命を終えるとき、星は急速に冷えて縮み、大爆発を起こします。

 

これを「超新星爆発」といいます。

 

この超新星爆発の際に、星で作られたさまざまな元素が宇宙空間に放出されるんです。

 

で、それらが長い時間をかけ、再度集まり、新しい恒星や惑星が生まれます。

 

地球もそんな惑星のひとつです。

 

実は、人間の筋肉を作る炭素や酸素、骨を作るカルシウム、血液中の鉄などの元素は、すべて星の中で作られました。

 

これが、私たちが「星の子」と呼ばれる所以なんですね。

 

で、「星の子」と呼ばれている私たちが、どう生きるかを書いた本を最近読んだんですね。

 

『生き方は星空が教えてくれる』(サンマーク文庫)という本なのですが、著者の木内鶴彦さんは彗星探索家として知られた人で、いくつかの彗星を発見しています。

 

実は木内さん、物理のことにも精通されている方なのですが、意外にもスピリチュアル界隈でも知られた人でもあります。

 

それは、何度も臨死体験を経験されているからです。

 

それも面白く読ませてもらったのですが、私が共感したのは、その部分ではなく、人はどう生きるかを述べているところでした。

 

星の子と呼ばれている私たち人間も、地球の一部という木内さんは、人間も地球の循環に貢献すべきだと言います。

 

動物や植物は死してもなお、その屍が次の命の栄養やエネルギーとなり、命を脈々とつないでいきます。

 

それを木内さんは地球の循環だと言います。

 

じゃあ、人間は何をするべきか?

 

木内さん曰く、人はその能力を最大限発揮して、次の世代への貢献をすればいいと。

 

で、その能力を開花し伸ばすために、好きなことややりたいことをひたむきにやることを勧めています。

 

人が能力を発揮することで、命の循環に貢献し、それが地球の循環につながると言うんですね。

 

好きなことややりたいことをひたむきにやるだけで、地球に貢献できるっていい話だと思いませんか?

 

宇宙のことをスピリチュアルでとらえるということは、宇宙に畏敬の念をもっていることだと思います。

 

大きすぎてよく分からない宇宙を恐れ、敬うからこそ、スピリチュアルに感じるんだと思うんです。

 

それは、地球や自然に畏敬の念を払うことと同義だと思います。

 

大切なことは、ただ恐れ敬うだけでなく、今度はリアルな部分で、自分がその才能を十分発揮することで、宇宙や地球にどんな貢献ができるかを考えることだと思うんです。