酵素なくして生命なし(酵素がなければ、息をしたり、心臓を動かしたり、考えることさえできません) | 元薬屋のひとり言(生活習慣病は、お医者さんだけでは治らない)

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今の健康事情・問題点を少しづつ書いていきたいと思います。

旧ソ連の生化学者オパーリンいわく
「酵素なくして生命なし」
との事です。

  酵素と聞くと、ほとんどの方が、洗剤に入っているとか、「消化酵素」と連想されます。が、しかし、酵素は食べたものを消化吸収するばかりでなく、息をしたり、筋肉を動かしたりと、一切の生命活動に関与しています。もし、酵素の働きがなければ、人間も動物も植物も生きることはできません。いわば、生命活動の主役であり、源です。

 栄養サプリメントのムダな飲み方してませんか。 今、流行のビタミンやミネラルなどの栄養サプリメント。身体に良いということで飲んでる方は大勢いらっしゃることでしょう。しかし、ビタミンCやカルシウムなどの微量ミネラル、はたまた栄養ドリンクを飲んでいても、今ひとつ効き目が、現れないという経験を、お持ちの方もまた、多いのではないかと思います。この問題を解く鍵が酵素にあります。

 いくらビタミンやミネラルを摂っても、酵素がなければ身体の中で十分に働けません。酵素あってのビタミン・ミネラルです。今やビタミン・ミネラルは脇役で、この酵素の働きを助けるという意味で、「補酵素」と言われるようになっています。

  それから、近年になって研究が進み、実は酵素をつくる能力は、一人一人、遺伝子によって、決まっていて、限界があるのだということが、解ってきました。その人間が、固有に持っている、一生のうちで作れる一定量の酵素のことを、潜在酵素といいます。

 体内で作られる潜在酵素は、大きく分けると、「消化酵素」と「代謝酵素」の二つがあります。

 まずはじめに、消化酵素ですが、これは文字通り、消化のための酵素で、私たちが、毎日食べる、ご飯や肉・魚・脂物・野菜などの、食べ物を消化分解し、吸収するための酵素です。 たとえば、唾液の中に含まれているアミラーゼ。これはでんぷんを分解する酵素です。胃液に含まれているプロテアーゼ、この酵素の働きは、タンパク質を分解する酵素です。そして、膵液の中にある、脂肪を分解するリパーゼなどがあります。
 次に代謝酵素ですが、
 代謝酵素の働き
①吸収された栄養をを体中の細胞に届けて、有効に働く手助けをする。(新陳代謝)
②毒素を汗や尿の中に排出する。 (有害物質の除去)
③体の悪い部分を修復し、病気を治す。(自然治癒力)
④免疫力を高める。 
と大変重要な働きを、しております。

 さらに今度は、消化酵素と代謝酵素の関係ですが、 人間には、それぞれ個人差がありますが、酵素を作る能力には限りがあります。消化酵素も代謝酵素も出所は同じなので、消化酵素ばかりを作っていると、代謝酵素のほうが不足してきます。そこで必要なのが、食物酵素なのです。食物酵素で補っていきましょう。
 ですが、酵素は、熱に弱いと言うのを、よく覚えておいてください。
 そこで、現代の食品を見ていきますと、加熱調理されているものが、なんと多いことでしょうか・・・
 それでは、食物酵素の補給が、できているはずは、ありません
 生の食べ物、発酵食品には、食物酵素が含まれてます
 潜在酵素を、節約すれば、若々しく、病気にもなりにくく、素敵な生活が送っていただけることでしょう

 
でも、手っ取り早く、酵素を補給したい方は、最高に良い、酵素の健康補助食品も知ってますので、ご相談ください