こんにちは！頭脳的コンプレックスアドバイザーのカネさんです。
「あの人みたいに話が上手くなれたら...」そんな風に感じたことはありませんか？。
仕事や人間関係の鍵は『会話』にあり、会話のスキルが評価や人間関係にどれほど影響を与えるか、皆さんも痛感していることでしょう。
「何でアイツばっかりが評価されるんだ！？仕事の成績や能力は同等、いや、むしろ自分の方が上なのに、どうして彼（彼女）ばかりが仕事で評価され、周りからも好かれているんだろう...？」
ボクもかつては同じ悩みを抱えていました。
しかし「話が上手になるには、面白い話ができる明るいキャラにならなければいけない...」そう思って、無理をしていませんか？ 。
実は、そう考えれば考えるほど、逆に話上手から遠ざかってしまいます。
話上手になるために、無理に明るいキャラクターを演じたり、ユーモアたっぷりの話をする必要はありません。
話上手に求められるのは『伝え方の仕組みをしっかり理解すること』だけです。
そこで、この記事では「相手に伝わりやすい伝え方の技術」について詳しく解説します。
これらを実践することで、あなたも話上手になれるはずです。
1：話上手になるには？面白い会話が出来なくても話題に困らない方法とは？
1.1：話上手になるには？①：「伝え方」を工夫する
1.2：話上手になるには？②：相手がイメージしやすいように工夫する
1.3：話上手になるには？③：要点を整理する
1.4：話上手になるには？④：自分の知識を相手の知ってる知識と結びつけること
1.5：話上手になるには？⑤：説明は「相手の知りたいこと」から話す
1.6：話上手になるには？⑥：意見は「主張」から話す
1.7：話上手になるには⑦：事前に要点を「書いて」整理する
2：話上手な人の3つの特徴とは？
2.1：話上手な人の特徴①：要点を端的に伝える
2.2：話上手な人の特徴②：分かりやすい「例え話」を織り込む
2.3：話上手な人の特徴③：話の内容がイメージしやすい
3：話下手な人が会話に困る4つの特徴と原因とは？
3.1：話下手な人の特徴と原因①：言いたいことをそのまま口にする
3.2：話下手な人の特徴と原因②：話の要点を整理出来ていない
3.3：話下手な人の特徴と原因③：話題・論点からズレる
3.4：話下手な人の特徴と原因④：話の内容がイメージしにくい
4：話上手になるには？話下手でも上手くなる会話の基本とコツ
4.1：話上手になるコツ①：相手に「イメージ化」させる
4.2：話上手になるコツ②：話の「基本の型」を理解する
4.3：話上手になるコツ③：無理に「話好き」になる必要はない
まとめ
1：話上手になるには？面白い会話が出来なくても話題に困らない方法とは？
話上手になるには「明るい性格」になって「面白い話が出来なくては行けない」そう思っていませんか？。
実は話上手になるために、無理に明るいキャラを演じたり、面白い話をする必要はありません。
話上手になるのに大事なことは『伝え方の仕組み』をキチンと理解することです。
そこでこの項目では「相手に伝わりやすい伝え方の技術」をお伝えし、これをしっかり理解することで、誰でも自信を持って話せるようになります。
1.1：話上手になるには？①：「伝え方」を工夫する
「話上手になる」と、言ってしまうと、まるでお笑い芸人のような、場を盛り上げるような面白い話が出来なくてはいけないと、思われてる方は多い思います。
実は話上手になるには、場を盛り上げるような面白い話が出来るかどうかではなく『相手に伝わる形で話すこと』が重要です。
なぜなら、どんなに良いアイデアや面白いネタを持っていても、相手に伝わっていなければ、それは「何も喋っていない」ことと同じだからです。
それには、単に言葉を並べるだけではなく「相手がどのように受け取るか？」「相手がどのようにイメージするか？」を考えることが大事です。
人は「伝わったことで判断する」ので、伝えたいことをちゃんと伝わる形にして相手に伝える必要があるのです。
1.2：話上手になるには？②：相手がイメージしやすいように工夫する
話をする際には、相手がイメージしやすいように『相手が分かる例えや比喩を用いること』が大切です。
複雑な内容であったり、相手の知らないことについて説明する際は、相手が分かる例えや比喩を使って説明すると、聞き手は、話の内容をより理解しやすくなります。
例えば「セパタクロー」が分からない人に対し、セパタクローで物事を例えても、相手は全然イメージ出来ませんよね？。
一番良いのは、相手が一番詳しい事柄に対する例えを用いるのが一番ですが、無難なのは「誰もが知っているであろう事柄」に例えるのが良いでしょう。
1.3：話上手になるには？③：要点を整理する
そのため、話上手になるには、まず話をする前に要点を整理して話すことが必要です。
話が長くなりすぎると、相手は内容を理解しづらくなりますし、最悪、相手は聞く気を無くします。
そこで、要点をまとめる際は、三つのポイントに絞って話を進めると、聞き手にとって理解しやすくなります。
「1：相手に一番伝えたいこと（相手が一番知りたいこと）。」
「2：（1）を伝えたい理由。」
「3：結論（相手にどうしてほしいのか？）。」
このように、伝えたい内容を簡潔にまとめ、順序立てて話すことで、相手に伝わりやすくなります。
1.4：話上手になるには？④：相手の知ってる知識と結びつけること
「1.2」で解説した通り「相手の分かる例えや比喩を交えて話すこと」は大事です。
それは、人が全く知らない未知の知識を理解するためには『既存の知識と結びつけること』が必要だからです。
その相手にとって未知の知識と相手の既存の知識を結びつけることが「1.2」で解説した「相手の分かる例えや比喩」になるわけです。
下記の項目で詳しく解説しますが、こうすることで、相手は全く経験したことない知識でも、簡単にイメージすることが出来るようになります。
1.5：話上手になるには？⑤：説明は「相手の知りたいこと」から話す
ビジネスはもちろん、プライベートにおいても、人間関係を上手く構築するためには「説明力」が欠かせません。
色んな場面で「説明」を求められる場面があるのですが、説明をする際には『相手が知りたいことを先に話すのが大事です。』
例えば上司に「売上の報告」をする場合、上司が一番関心を持っているのは当然「売り上げの状態」です。
ならば「A店の売り上げは先月比で15％UP（減）となりました」と、切り出すのが正解です。
その後に続く話の内容は「1.3」でお話しした「要点のまとめ方」を意識しましょう。
例文：
「1・（相手が一番知りたいこと）：A店の売り上げは先月比で15％UPしました。」
「2・（1）に対する理由：この増加の理由は、新しいマーケティングキャンペーンを展開し、SNSでのプロモーションを強化したことによるものです。」
「3・結論：今後もこのSNSによる販路の拡大戦略を継続し、更なる売り上げの向上を目指します。」
1.6：話上手になるには？⑥：意見は「主張」から話す
自分の意見を述べる時には、まず主張を明確にすることが大切です。
順序は「1：主張」「2：理由」「3：結論」の3つです。
1：主張：洗濯かごに洗濯物を入れる時は裏返して入れないで！。
2：理由：裏返しのままだと、洗濯や干す作業が余計に手間がかかるのよ。
3：結論：お母さんの負担が減るように、ちゃんと表側にしてから入れてちょうだい！
このように「相手に一番知ってほしいこと・理解してほしいこと・伝えたいこと」を一番先に言うことで、相手は「なるほど、洗濯かごに入れる時は表側にしなきゃダメなんだな？」と、パッと理解できます。
普段の会話でも「前置き」が凄く長くて、本題になかなか入らない人がいますが、それでは聞き手はイライラしますし、最悪、聞く気が失せてしまいます。
そのため、話の始めに結論を伝えることで、相手に理解してもらいやすくなり、その後に具体的な理由や根拠を述べると、説得力が増します。
1.7：話上手になるには⑦：事前に要点を「書いて」整理する
「自分は話下手」と自覚しているのでしたら、絶対に『話す前に紙に要点を書いて整理すること』をおススメします。
頭の中だけで話す内容をまとめようとすると、色んな思考を絡まってしまうからです。
ですが、紙に書き出すことで自分の考えが整理され、話す内容も明確になります。
特に重要なプレゼンテーションや会議の前には、必ず内容をまとめておくと良いでしょう。
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2：話上手な人の3つの特徴とは？
「なぜ話し上手な人は他人とのコミュニケーションがスムーズであり、信頼を築くのが得意なのでしょうか？。
あなたも、会話で相手に好印象を与えたり、スムーズに伝えたいことを伝えたいと思ったことはありませんか？。
それは話し上手な人は「性格」とか「面白い話をたくさん持っている」と言うよりも「技術を駆使して」相手の関心を引きつけ、理解しやすく情報を伝えるからです。
ここでは、話上手な人に共通する3つの特徴について詳しく見ていきましょう。
2.1：話上手な人の特徴①：要点を端的に伝える
話上手な人は、言いたいことを簡潔にまとめて伝える能力があります。
長々と話すのではなく、要点を明確にし、ポイントを絞って話すことで、相手に理解しやすくします。
例えば「今話す内容の核となる部分が何か？」「相手が納得しやすい理由は何か？」「最後に相手にどういうアクションを取ってほしいのか？。」
話す前に内容を項目ごとに分けて、出来るだけ話す内容をコンパクトに、要点だけを簡潔に伝えます。
2.2：話上手な人の特徴②：分かりやすい「例え話」を織り込む
話上手な人は、複雑な概念や状況を簡単に説明するために、わかりやすい例え話を使います。
例えば「ファイルの圧縮・解凍」の話を、全く知識の無い人に説明しても「何で圧縮しなきゃいけないのさ？」とか「解凍？なんでファイルを溶かす必要があるのさ？」と、全く話になりません。
そこで話上手な人は『誰でも知ってるような身近なものに例えるのです。』
先ほどのファイルの例えで言うとこんな感じになります。
「例えば『大量のワカメ』」を送ろうとしても、嵩張るよね？。
ファイルの圧縮って、その大量のワカメを「乾燥させて、パックサイズに小さくするようなイメージだよ。」
で、乾燥したワカメをパックから取り出して「『水で戻す』のがファイルの解凍ってこと。」
どうですか？。
これなら、何となくでも「ファイルの圧縮と解凍の原理」が、理解しやすいでしょう。
このように「相手の持っている知識と、相手の知らない全く新しい知識を上手に結びつけること」が、話上手さんはとても得意なのです。
2.3：話上手な人の特徴③：話の内容がイメージしやすい
「相手の知っている知識」と結びつけることで、相手が全く経験したことないことであっても、一気に相手の頭の中に具体的なイメージを浮かべさせることが出来ます。
例えばみなさん「ヤシの実のジュース」を飲んだことありますか？。
もしそこで、飲んだことの無い人に「ポカリスエットに近い味だよ」と伝えたらどうでしょう？。
「ヤシの実のジュース」は飲んだことが無くても「ポカリスエット」を飲んだ事のある人は多いはずです。
これにより、相手が「ヤシの実のジュース」を飲んだことが無くても、身近なものに例えたことで、味を具体的にイメージしやすくなります。
3：話下手な人が会話に困る4つの特徴と原因とは？
話し下手な人には、共通する4つの特徴があります。
1：言いたいことをそのまま口に出してしまう。
2：話の要点を整理できない。
3：話題や論点からズレる。
4：話の内容がイメージしにくい。
こうした特徴を理解し、改善することで、誰でも話上手になることができます。
そこでこの項目では、具体的に話し下手な人に見られる4つの特徴について詳しく見ていきます。
3.1：話下手な人の特徴と原因①：言いたいことをそのまま口にする
話下手な人は、自分の思ったことをそのまま口に出してしまうことが多いです。
これにより、相手が理解しにくかったり、誤解を招いたりすることがあります。
これは自分の伝えたいことが『相手に伝わる形になっていないこと』が原因です。
「主張や要点」「相手にどういうアクションを取ってほしいのか？」が、不明瞭なまま”取り合えず頭に浮かんだまま”を口にするので、相手は会話の内容を全く掴むことができません。
3.2：話下手な人の特徴と原因②：話の要点を整理出来ていない
話下手な人は、話の要点を整理できずに長々と話してしまう人には3つのパターンがあります。
１つ目は「結局何を言いたいのか分からないこと。」
２つ目は「話のテーマや目的が分からない」ということ。
話が回りくどくて「何をしたいのか？」「我々にどうしてほしいのか？」が、全く伝わってこないこと。
最後3つ目は「まとまりが無く長い」ということです。
言いたいことをまとめずに「全部その話の中に突っ込もうとする」ので、テーマや主張を見失いがちになり「あれ？今何の話してるんだっけ？」と、話してる本人自体が分からなくなっているケースもあります。
3.3：話下手な人の特徴と原因③：話題・論点からズレる
話下手な人は相手と会話中に、ドンドン話題の論点からズレていき、会話のキャッチボールが成立しなくなることがあります。
例えばこんな感じです。
あなた：「A社向けの資料いつ出来る？。」
相手：「頑張って作ってます。」
こんな返しをされると「イヤイヤイヤイヤ、頑張って作ってるのは知ってるよ！『いつ出来るか？』って聞いてんの！。」
と、ついつい「イラっ」としませんか？。
このように、話下手な人は「相手が知りたいこと」ではなく「自分が言いたいこと」を優先しがちになるので、このような話題のズレ・論点のズレが起きやすくなります。
3.4：話下手な人の特徴と原因④：話の内容がイメージしにくい
話下手な人の話は「相手に分かり辛い言葉を用いたりする」ので、相手がイメージしにくいことが多いです。
例えば、あなたに全く金融知識が無いのに、急に相手が「投資家に対する『ディスクロージャー』は大事だよ！」と金融の専門用語を並べて話始めたとしましょう。
あなたが株式投資をしてるなら話は別ですが、そうじゃないなら「え？・・・ディス、何だって？？？」ってなりますよね？。
また、ゲームを全く知らないのに、ゲーム用語を用いて話をされても分かりませんよね？。
「○○さんに褒められると『バフ効果』ヤバ目っす！。」
何て言われたら「何言ってんだ？コイツは？」ってなりますよね？。
このように「その場において自分だけが知る言葉や単語」を用いてしまうと、そもそも何の話をしてるのか？すら分からなくなります。
4：話上手になるには？話下手でも上手くなる会話の基本とコツ
話上手になるためには、3つののコツがあります。
1：相手に「イメージ化」させる
2：話の「基本の型」を理解する
3：無理に「話好き」になる必要はない。
これらのコツを押さえることで、相手とのコミュニケーションがスムーズになり、信頼関係を築くことができます。
では、具体的に話上手になるための3つのコツについて見ていきましょう。
4.1：話上手になるコツ①：相手に「イメージ化」させる
話をする際に、相手に具体的なイメージを持たせることが重要です。
例えば「プログラミング」の知識の無い人に、プログラミングの知識を説明してみてください。
「コンピューターに「何をするか」を教えるための言葉（コード）を書いて指示を出すことです。
簡単に言うと、コンピューターに仕事をさせるための「料理のレシピ」を書いて「料理を作る手順」を教えるようなもの。」
どうですか？、プログラミングのことについて全く無知であっても「料理」という誰でも知ってる身近な例えを交えて伝えたことで「へぇ～、プログラミングってそんな感じなんだ？」と、相手も理解しやすいでしょう。
このように、相手が知っていそうな知識を「例えや比喩」に組み込んで、相手が話の内容をより理解しやすくなるように努めましょう。
4.2：話上手になるコツ②：話の「基本の型」を理解する
話し方にも『基本的な型』が存在します。
そして、話上手になるためには、話の基本的な構成となる「型」理解することが大切です。
相手に手順や結果を説明・報告するときの手順は3つ。
「1：相手が一番知りたいことから話すこと。」
「2：なぜ（1）になったのかの理由。」
「3：結論（どうするのか？。）」
そして、相手に意見を述べる時も、同じく手順は3つ。
「1：最も主張したい部分を話す。」
「2：主張に対する理由を述べる。」
「3：結論（相手にどう動いてほしいのか？）。」
共に最も大事なのが『相手が一番知りたいことや、最も主張したい部分を最初に話すこと』です。
それをすることで、相手の興味や関心をすぐに引きつけることができ、話を聞いてもらいやすくなります。
最初に重要なポイントを伝えることで、相手は話の方向性を理解しやすくなり、その後の説明や意見をより効果的に受け取ることができます。
4.3：話上手になるコツ③：無理に「話好き」になる必要はない
実は話上手になるために、無理に話好きになる必要はありません。
相手と上手くコミュニケーションを取ることで重要なのは『相手に伝わる形で話すこと』が大事であり、それは「イメージのしやすさ」や「話の方向性を掴みやすい話し方」であって、無理に明るいキャラになり、話好きを演じる必要はないのです。
って言うか、暗いキャラが無理やり演じる明るいキャラって何か、痛々しく感じませんか？。
暗くったって全然良いのです！。
暗いか・明るいかは問題ではありません。
無理に性格を変えるのではなく、自分の性格やスタイルに合わせて、自然体で話しても大丈夫です。
相手の話をしっかり聞き、自分の思いや考えを誠実に伝えることが、より良いコミュニケーションにつながります。
まとめ
話上手になるためのコツは、相手に伝わりやすい形で話すことです。
要点を整理し、相手がイメージしやすい例えや比喩を使い、伝えたいことを明確にすることで、誰でも話上手になることができます。
無理に明るいキャラクターを演じる必要はありません。
自分のスタイルに合った自然体のコミュニケーションを心がけることで、相手との信頼関係を築き、スムーズな会話ができるようになるでしょう。
今日から、伝え方の技術を意識して実践し、話上手なあなたを目指して、一歩ずつ進んでいきましょう。
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