こんにちは!「頭悪い族」族長のカネさんです。


「何度も説明を受けても、手順が頭に入ってこない、流れの具体的なイメージが湧かない」。


そんな悩み、経験はありませんか?。


ボクも同じような苦しみを味わってきました。


仕事の手順を何度も説明されても、なかなか理解できず、作業の流れのイメージが湧かない。


その結果、上司や先輩から「なんでこんなに説明して理解出来ねーの?」「チンパンジーに教えてた方がまだ楽だわ」とバカにされ、悔しい思いを繰り返しました。


メモを取り、レコーダーで録音し、準備に励んでも、説明を理解できず、ミスを犯す日々が続き、何度も悩みました。


「なぜボクは覚えられないのだろう」「他人の説明が理解できないのはなぜだろう?」


そして、時間をかけてやっと理解できたのです、発達障害者が他人の説明を理解できない真の理由。


それは、『他人の言葉や解釈に頼り、考え、覚えようとしていたからです。』


当たり前ですが、他人は自分独自の言い回しや解釈で説明します。


例えば、先輩が「仕事の手順はAからBへ」と言っても、それは先輩独自の解釈であり、それをそのまま理解しようとすると、発達障害の特性による独自のこだわりにより、納得できない部分や、混乱する部分が出てきて、仮に簡単な説明であっても、「自分の言葉や解釈でないと理解できない部分があります。」


他人の言葉や解釈を無理に受け入れようとすることは『自分にとっての合わない形のコンセントを無理に挿そうとするようなものです。』


だからこそ、他人の説明を受けたら、自分なりの言葉や解釈に落とし込む努力(アウトプット)をすることが重要です。


「つまり、これはこういうことだろう。それなら、こう考えてみよう。」と、自分なりの言葉と解釈で理解することで、自分の中の脳の回路がバチっと繋がり、物事を本質的に理解できるようになるのです。