2024年7月5日(金)、久しぶりに武蔵の池に行く。

 

ここのところ鬼のように暑い日が続いているが、傘を差していればなんとかなるだろう。

 

天気は晴れ、猛暑日になるようだが、風はそれほど強くは吹かないようだ。

 

武蔵の池に行くときにいつも使っていた荒川の土堤道から上郷橋の浦和方面に入る道路が封鎖されていて、少し回り道を強いられたが、6時半前に現地着。この池は通年で6時半開場となっている。

 

例会はないようだが、20名近くの人が並んでいて、中には、自分もかつてはそうだったように思うが、かなり日焼けした人たちも何人かいらっしゃる。

 

6時半開場となり、先行して入った人たちは概ね中央桟橋の北向きに入るようだ。

 

【灼熱の武蔵の池】

【北向き釣り座が人気】

 

私は、東向きの35番に。逆Tの字を越えた先の桟橋の真ん中辺り。底釣りをするならぱ少し深い場所だが、今日は宙釣りのダンゴ合わせの練習なので、あまり深さは関係ない。

 

釣り座:中央桟橋35番

竿 :11尺

タナ:チョウチン

道糸:0.8号

ハリス:0.5号 上55センチ 下70センチ

針 :上下バラサ7号

浮き:自作カヤ・ボディ10センチ・1ミリ径PCムクトップ28センチ・カーボン足7センチ・オモリ負荷2.23グラム

 

恒例の水温チェックをすると、底(4メートル):25.5℃、3メートル:26.6℃、2メートル:27.4℃、1メートル:27.6℃

上から下まで水温差はないが、こういう状況だとタナはどうなるのか。

 

両ダンゴ:粘麩1+カクシン1+凄麩1+カルネバ1+水1.5+マッハ1+浅ダナ一本1

 

浮きは、12節の2節残しで下針が底に届く。まずは、底ちょい切りの両ダンゴを試す。

 

スタートは7時頃。

 

あまり浮きは動かないが、釣れてくるときは、2節残し位まで深くなじんだトップがダッと消し込んで乗ってくる。逆に長ハリスなのでそれ以外は釣れず、9時半までに7枚。

 

この釣りではないようなので、次は9尺にする。

 

竿 :9尺

タナ:チョウチン

道糸:0.8号

ハリス:0.5号 上45センチ 下60センチ

針 :上下バラサ7号

浮き:自作カヤ・ボディ8センチ・1.2モミリ径PCムクトップ19.5センチ・カーボン足5センチ・オモリ負荷1.19グラム。9節の6節出しがエサ落ち。

 

このタナの方が浮きはよく動き、深くなじんでからダッと消し込むアタリ?がたまに出るが、半分以上が空振り。それでも乗るアタリはこのアタリばかりなので一生懸命合わせて行くが乗らない方が多い。

 

ハリスを30-45センチに詰めてみるが、変わらない。

 

12時までに14枚と、アタリ?が出る割にはなんとも冴えない。エサが合えば釣れるはずだとは思ってみても、GDを挿してみたり、夏を挿してみたり、念力を混ぜてみたりと、いろいろと試してみても正解は見つからない。

 

周囲を見ていても、あまり釣れているようには見えないが、長めの竿で底釣りをしている人たちが時々絞っているのが目立っていたりする。

 

陽射しは傘で遮っているが、池面に反射する陽射しが暑く、なんとも暑い日だ。朝のうちはまだ東風が吹いていたので我慢できたが、風が弱まるとつらい。北向きの桟橋に多くの人が入るのは、この反射を避けたいためなのだろう。

 

そのうちに、より戻しにハリスが巻き付いたのか、より戻しの上で道糸が切れた。

 

9尺の予備の仕掛けがないので、竿を8尺にする。

 

竿 :8尺

タナ:チョウチン

道糸:0.8号

ハリス:上8センチ 下18センチ

針 :上バラサ7号 下バラサ5号

浮き:9尺に同じ

バラケ:使っていたダンゴに手水を打って、マッハ2握り混ぜ込んだもの

クワセ:ヒゲトロ。3年前に買ったと思われる開封したヒゲトロがあったので、出してみると真っ黒になっていたが、水に戻してみると繊維はありそうなので、取り合えず使ってみる。

 

2投目くらいで、なじんだトップが消し込んで1枚来たが、それ以降はナシのつぶて。やはり腐った?エサは食わないようだ。

 

ハリスを30-40センチにして、両ダンゴに戻す。

両ダンゴ:バラケにしていたものに手水を打って、カクシンを一握り混ぜ込んでみた。手触り的には良い感じになったがどうか。

 

相変わらず時々消し込みアタリはでるが、乗らない方が多い。そのうちに上ハリスが切れたのを機に、そのまま一本針で打って行く。

 

一本針は、競技釣りではルール違反かも知れないが、遊びの釣りでは良いだろう。

 

最初は、一本針はへらをはしゃがせないのか、浮きの動きが少なくなったが、10投も打っていると深くなじんだところからダっと消し込むアタリが出だした、というか、それまでほとんど空振りだった消し込みアタリに乗るようになってきた。それ以降は割と順調に乗って来て、2時までに25枚になり、終了とした。

 

【釣果】

ダンゴ合わせは相変わらずのちんぷんかんぷんだが、最後に使ったカクシンで調整したエサがカラツンが少なかったので合っていたのかも知れない。

 

水温が20℃を超えて底から水面までほとんど変わらない状況では、底もかっつけもどのタナも釣れているようだったが、個人的には8尺チョウチンが型も良く、釣りやすかったと思う。