2023年12月7日(木)、府中へら鮒センターにて国立へら会の今年度最終例会が開催された。
出席は8名。
6時15分には全員集合し、例会は当会のみで6時半には入場させてくれた。
私はいつもの南岸94番。先週がまずまずだったので、目標50枚。
釣り座:南岸94番
竿 :7尺
タナ:底(段底)
道糸:0.6号
ハリス:上0.5号8センチ 下0.4号35センチ
針 :上バラサ5号 下セッサ3号
浮き:小藤作羽根一本どり・ボディ8センチ・グラスムクトップ16.5センチ・竹足5センチ・オモリ負荷0.99グラム
バラケ:粒戦1+トロスイミー0.5+水1.5+段底2+ヤグラ1+冬のバラケ1
クワセ:タピ匠ウドン11グラム+水40ccで最弱火で炊いて6ミリ径で絞ったウドン
恒例の水温チェックを行うと底(約2メートル弱)と表面とも15.1℃。先週とほとんど変わらない水温で、ここのところの暖かさで冬到来が遅れているのだろう。
スタートは7時頃。
釣り座の垂木の右端の正面を釣る位置に釣り台を置いており、前週良かった場所を最初から狙う作戦。
落とし込みでバラケを入れていくと3、4節なじんですぐに戻してくる。
2投目から水面下にへらの姿が見えだし、サワリが出だす。
3投目からバラケが落ちた後にアタリが出だし、カチッと気持ちよく落として乗る。
5連荘で3枚キロクラスのへらが乗って来て、このまま行けば束釣りだなと皮算用しながら、本人は舞い上がっている。
早めにアタリが出るので、浅いなじみで戻るようなバラケを付けて打っているせいか、30分位でアタリが途切れる。
それでもポツポツとは乗って来て8時までに10枚。
良かったのは最初の30分だけで、後はうわずらせているのか、いかにも苦しい。いつの間にか右にいるH本氏が追いついてきて、デッドヒートになっている。
バラケが抜けた後はアタリがなかなか出ないので、アタリを求めてバラケを打つ回数を増やしてしまい、バラケが付いている間はサワリが出たり、アタリらしき動きが出るが、なかなか乗らない。
普通に釣ろうと思えば、少し床休めして、バラケを打つのを止めて、上ずっているへらの塊が居なくなるのを待つべきなのだろうが、デッドヒートから抜け出したい焦りから、ついついバラケを打ってしまう。
8時から9時までの間に5枚
9時から10時までの間に5枚
前週は、浮きを立たせる位置にバラケもオモリも置いてやるように打つと上ずりが押さえられたのだが、今日は気温がどんどん上がってきているせいか、前週よりも上ずりはきついような気がする。
10時から11時までの間に8枚
11時から12時までの間に6枚
すでに奥の島のF氏がメーター両ダンゴで抜け出しているのは分かっていたので、なんとか追いかけたいと思うのだが、時速は上がらない。
昼頃には気温は20℃を越えたようで、陽が当たらない南岸に居ても寒さはまったく感じない。
午後は、正面からの北風が吹き出し、底の斜面の浅い方に流されて、根がかりする投が出てくる。
12時から1時までの間に5枚
1時を過ぎると西寄りの風に変わるがだんだん強くなり、強烈に右手前に流される。しかも風が生暖かく、北風とは思えない。
1時から2時までの間に2枚
2時から2時45分までに3枚で、トータル44枚・17キロで終了した。
2時過ぎに釣れたのはいずれも上針で、完璧な段底崩壊状態だった。
優勝は、奥の島の東向き突端で7尺メーター両ダンゴのF氏で、64枚・27キロ。私は、メーター両グルテンのYJ氏にも抜かれて3位だった。
今回は、暖かい陽気のなか、アタリ欲しさに甘いバラケを打ち過ぎて完全に上ずらせたことが大失速の原因なのだろうが、打開できる方策はあったのだろうか。
出足がよかっただけに、最後との落差が大きく、がっかりして帰ってきた。