Q. 長々と失礼します。看護職で精神科に勤務しております。今回、学会で慢性精神障害者に対する集団療法の効果というタイトルで発表することになりました。当病院では慢性精神障害者に対して個別支援しておりましたが症状が重く、無為自閉な患者様が多いことから、集団療法を提供することになりました。あくまでもスキルアップではなく、入院生活から社会生活へて意識をむけさせる事が目的で、疾患にとらわれず7.8名程度の小集団で、看護、薬剤師、心理療法士、精神保健福祉士、作業療法士が各週一回の一時間、午後の決まった時間に各職種の特性をいかした関わりを月~金まで行っています。開始から約一年がたち退院数も増加傾向にあり、最初は突然始まった集団プログラムに戸惑いや緊張もあり個人活動のようになっていましたが少しずつ能力の高めの患者様が慣れてきて発言するようになり、その刺激から能力の低めの患者様が発言まではいかないも活動がみられるようになってきました。また、参加者が参加していない患者様に病棟でプログラム内容を話したり、実際に退院していく患者様をみて、病棟での患者様が少しずつ退院を意識したり、自分という人間を意識しはじめたりと病棟の雰囲気はあきらかに活性化が感じられます。しかし、この効果を聞き手の皆様に理解してもらう内容が難しく悩んでいます。実際に活動しているスタッフであるからこそ、この変化に気づく事ができますが、当病院で勤務していない皆様にとっては、退院数が大幅に増加したわけでもなく、事例をおってお伝えするわけでもなくなかなか伝わらないと思っています。このプログラムを通して参加者は集団力動がよき刺激となり少しずつ社会生活に目が向いていること、参加していない患者様も参加者から情報をもらうことで、少しずつ意識変化が芽生えはじめていること、これをどう伝えれば受け取っていただけるかアドバイスを下さい。こんな項目を使えばわかりやすいなど、助言をよろしくお願いします。また、ネットなどでよく似た文献があるば参考にさせていただきたく思いますので、よい文献をご存知の方は教えていただきたく思います。長々となりましたが、今後も医療従事者として患者様によき医療を提供できる様に努力したいと考えております。皆様の貴重なご意見よろしくお願いします。
A. 残念ながら…ちょっと手遅れです。ジャンルとしては、「介入効果研究」ですが…特に何も計画しておらず、無作為割り付け比較どころか、前後比較の準備もされていないので。患者満足度とか病棟機能評価とかいった尺度の質問紙などを事前に実施し、集団療法を導入した後で、同じ質問紙を実施し比較するだけでも、まだ何とかなったでしょうが…。心理療法士が、臨床心理士有資格者で、きちんと心理学の研究方法も学んで身に付けている人なら、その人に聞けば少しは分かりそうなものですが…おそらく、心理統計とか研究法が苦手な人なのでしょうね。雰囲気とか意識とか、目に見えないものは見えるような形での測定が必要です。とは言っても、看護の学会であれば、そもそも看護系の教員ですら、そういった研究の方法には疎い方も多いので…特に研究の精度とか信頼性・妥当性とかを気にせず、ゆるっと感じたことの経過報告でもいいんじゃないでしょうか。まぁ、それ以外にはあまり方法は無いと思います。
Q. 退職させてくれない今は訪問介護で正社員です。就活をしていて、父の紹介で、自宅から原付で10分以内の病院に看護助手として採用の知らせが先週にきて、面接の時に、今は在職中である事を伝えてました。採用してくれた所は、今の会社の退職が決まってから、採用書類を送ると言われています。月曜日の朝にメールで、今月末か来月末に退職させてもらえませんか?と言い、ケアマネ(責任者)サービス提供責任者(ケアマネの娘)に呼ばれ、引き止められました。会社規定で退職の場合は1ヶ月前にとなってましたので、次が決まってるとは言わずに、体調が悪く、もう限界ですと言いました。そしたら責任者は、どの利用者がいやなん?と言ってきました。どうすれば良いのでしょうか?いっそのこと、退職届を出そうかと考えています。
A. そういうあいまいなメールを送るから引き留められるのだと思いますよ。ただちに退職届を出しましょう。日付は一ヶ月後で。そうしないといつまでたっても辞められません。
Q. 高校2年の看護学生です。この秋から病院実習が始まります。とても実技が苦手でクラスで一番先生に注意されています。どうしようもなく不安で実習のことを考えただけで涙がでてきます。少しでも上手になりたいし、強い精神力を持てるようになりたいです。今の自分がとにかく嫌いなので変わりたいです。どうしたら変われるのでしょうか。また、バイタルサイン測定などを除いて家でどのような練習ができますか?回答お願いします。
A. 誰にでも得意なことと苦手なことはあります。自分が苦手なことを分かっているだけでも上等です。次はなぜ自分はそれが苦手なのかを考えて見ましょう。そして、得意な人と自分との違いを見つけたり、どうやったらうまく援助が行えるのかを聞いてみるのも良いと思います。疑問をそのままにせず、1つ1つ解決していくことで根拠を持った援助が実施できるようになると思います。そして一番大切なのは心の持ち方です。自信過剰なのは臨床の場に出た時にどうかと思いますが、質問者さんは少しマイナス思考に傾きすぎているような気がします。注意されて、「もういいや」といったように諦めてしまう人もいますがそれでも「少しでも上手になりたい」と思えているのはあなたの心が強いからです。強い精神を持ちたいと思っているのは、いまあなたが自分を弱い精神の持ち主だと評価しているからです。短所は長所にもなります。不器用かもしれない、しかしその自覚がより丁寧な援助に繋がるかもしれません。ここだけは人より優れているという点を見つけることができればそれが質問者さんの自信に繋がると思います。日常生活援助の実習かな?援助の全体の流れに沿って頭の中でシミュレーションをしてみたり、自分で適当に疾患を決めて(脳梗塞による右片麻痺の患者さんなど)そのためにはどのような点に注意して、またどのような工夫をして援助を行う必要があるかなどを考えて見て下さい。