人魚姫7人登場魔法少女アニメ、レインボーバブルジェム。
自分大好きっ子な2人目の人魚姫、レッドルビー(레드 루비)の登場回です!
・レッドルビー紹介動画
韓国・中国合作アニメ『レインボーバブルジェム』 레인보우 버블젬 Rainbow Bubblegem
ネタバレ感想レビュー:
第2話 初めては難しい
2화 처음는 어려워
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2023.8.31(木) EBS1
陸地の学校へ通うことになったパープルスター。
赤ちゃんクジラの背中に、お姫様専用通学バスが設置されているw
…陸地に住むんじゃなくて、海底から毎日クジラバスで通って、バスの中で人間形態に変身するのか?
学校へ到着。前回、海で溺れてパープルスターに助けてもらった王子様ポジション候補のレオ君(画像左)は、今回は校内ニュースの放送スタジオから登場。放送部員なのか。
ニュースを一緒に読んでる子は、アフリカ系のキャラクター造形。『フレンズ』系を意識してアメリカ輸出を狙っているのだろうか、学校の生徒たちの人種はとても多様性に富んだ描写となっている。今後も韓国文化・中国文化の描写は少なめで、無国籍路線を目指すのだろう。
パープルスターと同じ日に、1年1組へ転校してきたレッドルビー。
自信満々の自己紹介でクラスメートの好感度は満点。
パープルスターのクラスは1年2組だったが、入る教室を間違えたパープルスター。
レッドルビーの自己紹介の途中で、意気揚々と乱入するwww
1年2組へ移動して、自己紹介仕切り直しのパープル。
意気消沈してしまって、うまく話せない。
自己紹介失敗を悔やむパープルスター。
そこへレッドルビーが登場。大事な大事な自分の自己紹介を邪魔されて、激怒している。
さらに、彼女の守護妖精ハートコンが、パープルスターの正体を見破る。
他でもないパープルスターこそ、他の6人の人魚姫が陸地の学校でバブルジェムの破片収集をやらされる原因を作った、諸悪の元凶なのだ…w
「今すぐ謝罪しなさい!」
どうして謝んなきゃいけないの~!
哀れっぽくアピールして、同情を買おうとするパープルスター。
グイグイ距離を詰めてきて、レッドルビーの体に抱きつき、ベタベタと触りまくる。
…いや、これ完全に韓国文化の友達ムーブやんwww
同性でも触られるのは苦手らしいレッドルビーは、悲鳴を上げる。
その時、復活した魔女ブラックダイアが送り込んできたらしい、タコの怪物が散水栓から出現。
本作の敵怪物は今後も、水のある場所を足掛かりにして出てくる設定となるのかも知れない。
戦闘中は、現実の人間や建物に被害が及ばないよう、守護妖精のピンクスターとハートコンが結界を張る。
呪文を忘れて、何もできないパープルスター。
戦闘慣れしてるらしいレッドルビーは、一足早く魔法少女形態に変身。
自信満々で怪物に挑む。
自信満々だった割には、怪物にステッキをあっさりと絡め取られてしまったレッドルビー。
ようやく呪文を思い出して、パープルスターも初変身。
「バブルバブルスターチェンジ!」
…泡のお風呂みがある呪文だな
手袋、靴、スカート、上着、目のキラキラと髪飾りの順で変身していく。
変身完了後に、空中から魔法ステッキが出現する仕様。
パープルスターの初戦闘!
怪物を追いかけ、レッドルビーと彼女のステッキを奪還。
どうやら、パープルスターの魔法ステッキが放った魔法弾の着弾跡には、着弾跡どうしが異次元を通じて繋がるという、不思議な抜け穴が生成されるらしい。この性質を利用した作戦を思いつくパープルスター。
パープルスターとレッドルビーの共同作戦!
怪物をパープルスターの魔法弾の跡の中に落とし、他の弾着跡から怪物の8本の足を引っ張り出して、足同士を結んでしまうw
無事に怪物を倒したパープルスターとレッドルビー。
どうしても自己紹介のやり直しをしたいパープルスターは、レッドルビーを強引に連れて、校内放送のスタジオへ乱入。
嫌がるレッドルビーの肩を抱きよせながら、パープルスターは元気いっぱいで念願の自己紹介をやり切るのだった。
・2話予告編
レッドルビーの紹介文。
レッドルビー&レッドの守護妖精ハートコン
「私は最高よ、私が主人公だってば!」
堂々としてて自分大好き、
自信満々なタツノオトシゴ海洋国の高飛車人魚姫。
ピンクがイメージカラーのレッドルビーのほうが魔法少女アニメとしては主人公っぽいんじゃないかと思ってましたが、喜怒哀楽が豊かなパープルスターも、共感性の高さが、とても良い感じですね。 この2人、ベストフレンド感あります。
しかし、友達作りにおける積極性が主人公の条件として問われるというのは、やっぱり中国・韓国の儒教文化とコネ社会の反映ではないのか?w
・レッドルビー声優インタビュー
レッドルビーの声優はチョ・ギョンイ(조경이)さん。キャッチ!ティニピンのハチュピンの声、韓国語版プリキュアシリーズではフレッシュプリキュアのキュアパイン、また、「サメのかぞく」でお馴染みピンクフォン(핑크퐁)のTVアニメ版『ピンクフォンワンダースター』では、主人公ピンクフォンを演じている方です。
日本でも放映している『キャッチ!ティニピン』シリーズを皮切りに、『コミ魔女ララ』『シークレットジュジュ』シリーズ、『ティーティーチェリー』などなど、韓国では、コロナ禍の頃から次々と乱立し始めた魔法少女アニメ。このジャンルに限っては、今や最大瞬間風速的に日本よりも作品点数が多いくらいです。韓国の少女たちを取り巻く時代の雰囲気、「魔法でも使えない限り、この社会はどうにもならない!」という閉塞感の反映でもあるのでしょうか。
しかし、同じ魔法少女でも、2010年代後半の『フラワーリングハート』『レインボールビー』『ソフィルビー』のような職業体験系、分かりやすい「女性の社会進出応援」メッセージの表出は、もはや影を潜めました。2020年代の韓国魔法少女は、シスターフッドの強調と玩具販促エンタメに振り切った作風が、共通した特徴と言えそうです。
このレッドオーシャンの中で『レインボーバブルジェム』は、いったい何を作品のアピールポイントとして打ち出していくのか?
まだまだ、本作の動向からは目が離せません。
・ED主題歌