マクドナルド テキサスバーガー 否定論

このデフレ不況下、お手軽なファストフードにおいて高級志向なゴージャスバーガーが飛ぶように売れている。連日完売！報道番組の特集コーナーにも取り上げられている。
基本的には販売側が仕掛けた購買意欲をそそる様々な心理的戦略に消費者側がバッチリはまってしまっているわけだが・・・数量限定による完売連鎖で希少価値感、ブランド感をあおる等々・・・食材も良質で贅沢な物を使用し手間もかけているので確かにレギュラー品よりも実際にうまいものも多い。その点、マクドナルドは限定品商売がピカイチにうまい。ほとんどの期間限定品がヒットする。今回の「テキサスバーガー」はそんななかでも爆発的なヒット作となっている。ネット上の書き込みでも「おいしい」との賛辞が多い。
そこで私も食べてみた。念願のテキサスバーガー！！

！！！！！？？？？？？
これは私の個人的感想だが・・・・う、うまいかぁ・・・？？？？　
むしろ不味い(マズい)と思うが・・・
なんか世間的には最高に美味い代物だというノリや空気が立ちこめているので、否定的なこと言うのは世間に逆行してるみたいで嫌なのだが・・・
率直に言う。マクドナルド期間限定品史上、稀に見る失敗作ではないか！？
取りあえずそれっぽいもの全部詰め込んでみました・・みたいな感じがして、まったくコラボしたハーモニーが生み出されていない！　
ハンバーグパテ、ベーコン、チーズ、バンズ、フライドオニオン、BBQソース・・・一つ一つ単体で食べてみると各々は美味い。しかしこれらが一つにまとまると・・・何も生まれない。まったく交じり合わない。ハーモニーというものが全く生まれない。口の中で美味しい物が喧嘩し合ってるみたいだ。
それでもこれだけの爆発的ヒット商品だ。マクドナルドはこの路線でまた二番煎じを狙うだろう。私としてはガッカリだ。これは絶対失敗作だと思う！

ちなみにハンバーガー系ファストフードとしては抜群に美味いのは「ウェンディーズ」だろう。あるマクドナルド社員も「日本国内で食べれるバーガーで一番美味いのはウェンディーズだ」と認めていた。期間限定品でなくてもレギュラー品すべてが美味い。残念なことに昨年(2009)末、ウェンディーズは日本での営業から撤退。幻となってしまった。だからこそファストフード業界の他の会社には頑張ってもらいたいのに・・・
帰ってきてくれ！ウェンディーズ！！！！