このところの事件①
先日、赤城山で2泊3日の林間学校がありました。
中学校の校外行事としては、最もたいへんで、最も意義のある楽しい行事です。
一大イベントは修学旅行と思われがちですが、
そのたいへんさや濃密度は比べものになりません。
今回も例に漏れず、夏休みをまたいで1学期からさまざまな企画を立て、準備をしてきました。
2日目の午後には雷雨に見舞われましたが、
200名を超える生徒・職員全員で、
『MIDSUMMER CAROL~ガマ王子vsザリガニ魔人~』の初演版を鑑賞し(完全にわたしの趣味で)、
それも楽しいひとときになりました。
イレギュラーの企画が、3日間に彩りを添えた感じです。
最終日は快晴で、存分にカッター(大勢で漕ぐ手漕ぎ船)を楽しみました。
が、そこで事件が。
赤城大沼の水位が、夏の日照りで水不足に陥り、例年よりも1m以上も下がっていました。
水位1mというと船着き場から10mくらいは水際が離れます。
そのため、臨時の船着き場を設定しています。
しかもカッターはほぼ座礁しているような状態。
なので、乗船にはかなり難しく、工夫して乗らなければなりません。
そんなわけで、わたしはすべてのクラスの出航を手伝い、見届けてから、
自分のクラスを出すということに。
で、5クラスすべてを送り出し、あとは自分のクラスを出せばいいと思った瞬間。
力一杯カッターを押し出した反動で、仮設桟橋から落ちました
みんな大笑い
みんな大喜び
あーあー
そして気がつきました。
無い
携帯が無い
はい、の中に
昨年末に修理して、4年以上使ってきた
大切な
大切な
みんな水に流れてしまいました
もも、4年間のものだけではなく、
その前の携帯からも引き継いでいましたから、
簡単に言えば、携帯に記録してきたやのすべての思い出を失ってしまったわけです。
多くの記録を携帯に頼っていた人生であることを痛感し、
たった一つの失敗が、自分の歩んだ人生の大切な部分をすべて失うことになる現実を
突きつけられた感じがします。
文字通り、空っぽになりました。
ここ数年の思い出の記録は、すっかり失われてしまいました。
立ち直れないほどの衝撃です。
抜け殻
新しい人生を歩き出しなさいという
神のお告げでしょうかねぇ