言葉。 | むくみかんづめ ~ネフローゼ闘病にっき!~

むくみかんづめ ~ネフローゼ闘病にっき!~

今日も今日とて生きてます。

2011年6月にネフローゼの診断を受け、再発を繰り返しながら脱ステロイド目指してます!


今日は久しぶりの雨でしたね!
なんだか、梅雨らしくて、眺めているだけの私には、少し嬉しくなりました!
でも、お日様の機嫌がよくなかったようで、暗いのは難点でした。

日々変わりすぎていきます。
気付けば、1年の半分がすぎていました。



さて。
入院生活25日目。
ここでの生活が余りに当たり前になってきていて。
自分はもともとどんな生活をしていたか忘れそうになります。
片道2時間半の通学、サークル、ファーストフード店でのバイト。
それを全てしていたのですから、ちょっと信じられないです。

日課ですが。
40.7kg
昨日よりまた0.1キロプラスでした。増えてしまった…。
正直、水分の摂取やトイレの回数でうまれる誤差圏内だとはわかっています。
でも、一度あそこまで浮腫んでしまった自分の姿を見ていると、体重が増えることに対して異様な恐怖感を覚えます。
また戻ったら…それを考えると怖くて怖くて。
何が何でも、スタイルの維持をしようと心に誓っています。

それにステロイドの副作用で便秘になりやすくなるというのもありまして。
実は今、徐々に便秘に近づいてる段階なんです。
だから、余計、体重気になりますよね。


なりたくて、病気になったわけなんじゃないのは当たり前です。
本当に運が悪かった。
そう思うしかありません。
励ましのつもりでかけてくれたであろう、『日常のありがたみがわかるね』なんて言葉は、今の私を追い詰めるだけです。

時に言葉は残酷です。
特に、完全に心を許していない人間から発せられるこの類の言葉は、凶器です。
たくさんの応援の言葉は、私を励ましてくれます。
ありがたくて、嬉しくて。
でもその中には、ぐさりと心を刺すものがあるのは確かです。


自分が逆の立場に立ったとき、絶対に言わないでおこうと思った言葉がさっきのものです。
外に出られない。
したいことができない。
知らない人とカーテンで隔てられただけの空間での共同生活。
発する機会を失う言葉たち。

圧迫感
閉塞感

2週間ほどの入院では、多分これらはそこまで感じることはないでしょう。
そろそろ自分がくるとこまできてることはわかっています。
今、同室になっている人がなかなかの曲者で、それが起因で鬱になりそうなほど。


もともと型に押し込められることが大嫌いです。
だから、昔から圧迫のひどかった過干渉な母親を無視し、可能な限り羽を広げて生きてきました。
でも今は。
私の羽を閉じているのは、母親ではなく病院、そして病室です。

鳥かごの中の鳥

でも、一つ違うのは、外の世界を知ってしまってること。
羽を広げて、生きることを知ってしまってるのです。


そんなことを悶々と考えてしまうほど暇だったりするのです。
さて、それではおいとましようと思います。
ちょうど1ヶ月後の、自分の誕生日には退院してることを祈って。






2011.7.1 23:09
あんず