アイスリボン後楽園ホール大会 | 感動したのです、日記

アイスリボン後楽園ホール大会

昨日は久々にプロレスを観に後楽園ホールへ

アイスリボン ・マーチ2011を観にいってきました

プロレスの聖地後楽園ホールは震災で天井が損害し、この日がプロレスの復活興行となります。

この日は雨が降りなかり肌寒い環境なのですが、ホールは節電の為暖房なしです、

そして5階のホールまでのエレベーターも「途中でエレベーターが止まる危険性がある」ため

階段ですよ。

行き帰りの電車ももちろん暖房なしだから、かなり体が冷え込んでしまいました。

そして試合前には緊急避難口のアナウンスとともに試合中地震があった場合は興行中止にする

とのこと、照明の演出は無し、ビジョンも無しです。

試合は全部で7試合、特に前半戦は面白かったです。

第4試合の葛西純&松本都vs小笠原和彦&都宮ちい

葛西純が小笠原先生にたいして「こいつはキ○○イだぁ!」と叫んでハチャメチャなのだけど

きっちり魅せきるプロレスを展開、それぞれ4人のキャラが生き生きしていて本当に楽しかった。

なんか震災後心から楽しんだ時間ってこの試合が初めてだったことにふと気づいてしまった。

プロレスを観に来て本当に良かったと思いましたよ。

その後のエキジビションマッチがさくらえみ対中西百重(現・大江百重)なんです。

中西百重さんは全日本女子プロレス時代天才的な女子プロレスラーだった選手で結婚引退して

いたのですが、突如エキジビションマッチをすることに。

この日もジャージにTシャツ姿での登場なのでこの日のエキジビションだけの登場なのだと

おもいます。

しかしその試合が素晴らしいです、ほとんど練習していないはずなのに現役時代にあの

動きのまんまでした、技の切れスピードでさくらえみを上回っていたなぁ。

今の選手でこの動きができるひとはいるんだろうか?

素晴らしかったです!

後半3試合は同じタイプの試合が3試合続いたのは構成上一工夫必要だったかも

でも志田光と朱里選手の試合など、ルックル良くてスタイル良い二人が

男子プロレス的な技の組み立てを見せて、女子プロレスの未来を感じさせてくれました。

全体的にアイスリボンの選手は無駄なロープワーックがなくて、危険度が高い技を

むやみに出さないのでその点は良かったな。

ともかくこういう危機的状態のときこそプロレスですよ!


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