続・星の金貨 第9話~最終話

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こんばんは。

一気に観てしまいました。
なんか、果てしなく疲れました。
…アタシの秀一先生が死んじゃった…泣き顔泣き顔泣き顔

あらすじ

…二人の間のわだかまりも、拓巳の母の遺言を知ることでなくなった。
そして拓巳は、ある少女の手術をすることとなる。はじめは事故の後遺症もありしり込みしていた彼だが、彼女の命を終わらせてはいけないと思い、見事に手術を成し遂げ、医師として復帰する。

秀一と拓巳は二人で話し合った。
拓巳は秀一に「自分は彩を諦める」と告げ、秀一も拓巳に「彩をもう一度抱きしめたい」と伝える。そして拓巳は、再び東京タワーの下で、彩と待ち合わせをするよう秀一に言う。
だが彩は拓巳のことを思う女に、誤解によって虹彩や角膜に重傷を負う。
音と声にくわえ光も失い、生きる気力を失う彩。秀一は彼女をプラネタリウムに連れ出し、涙ながらに思い出話を語る。
その涙によって彩は立ち直った。

背任容疑で秀一は院長を解任され、後任として院長の椅子に座る矢上。だが矢上の行動にうすらうすら不信感を抱いていた小泉が水面下で警察への調査依頼をしていた。矢上は小泉に「陰謀」を追及され、逆上する。しかもその矢上が話した「陰謀」の内容を小泉は録音していた。陰謀の証拠となるテープが拓巳によって病院中に流され、矢上も病院を追放され更に御用となる。この際、矢上と秀一の関係そして矢上の過去が露になる。矢上は彩と心中しようとする。その場に連れてこられて見送りをさせられる拓巳。絶体絶命の時、彼に奇跡が起こる。動かないはずの足が動いたのだ。その後駆け付けた秀一によって彩と拓巳は助け出される。矢上は見つからなかった。そして秀一は彩にプロポーズする。

彩と秀一の結婚式。たくさんの人に祝福される秀一は、院長室に指輪を取りに行く。だがそこには、行方不明だった矢上がいた。憎しみに燃える矢上は秀一にナイフを突き立てる。秀一は大量に出血しながらも彩の待つ教会に行き、「彩、綺麗だよ」とこの一言を残し力尽きて崩れ落ちる。だが目も見えず耳も聞こえない彩には何が起こったか分からなかった。

そんな彩に角膜が提供され、角膜移植手術がされることとなった。手術は成功、光を取り戻した彩はある事実を知る。移植された角膜は、亡くなった秀一のものだったのだ。彩は悲しみに自殺しようとするも、自分の中に秀一の子供がいることを知り、秀一はまだ自分の中で生きている、と生きる気力を取り戻し、北海道へ帰ることとなる。

秀一に最後、彩を幸せにするよう頼まれた拓巳は、彩と共に行くべきか悩み、あの二つの箱を選ばせる賭けをする。赤いバラの入っている箱を選んだら彩についていき結婚する、そして白いバラの箱を選んだら遠くで見守るという賭けを。彩が選んだ箱に入っていたのは、白いバラだった。単身北海道に戻る彩。彼女のために祈りながら、拓巳は自分と彩と秀一のためにワインを開け3つのグラスに注ぎ、彩が選ばなかった箱から白いバラを取り出す。

北海道に戻った彩は、ブランコに揺られながらおなかを撫で、自分の中にいる愛する人を思い、星空を見上げていた


続・星の金貨




…これ、はしょりすぎてて、実際にドラマを見ていない人にはわけわかんないと思いません?
秀一先生の背任容疑とか、彩の目を傷つけた女とは誰かとかわかんないですよね?
矢上はなぜいなくなったのか?
小泉になにが起きたのか?

途中あまりにも泥沼どろどろで 「あ~、もううざったい!!」って何度思ったことでしょう。
事件に次ぐ事件で、けが人続出。死人も続出。永井家断絶って感じだし~。
でも11話あたりからサスペンスも入ってきて、ちょっと持ち直したりして。

矢上が小泉に「俺が拓巳の命を狙うはずがない。あいつは俺の実の弟だ」と言ってる端から、実は矢上の本当の弟は秀一だったことがわかると、実の弟なのに殺してしまう。
わけわからん~げっそり

もしかしてこれ、かなり狭い範囲の家族内紛争?
犬神家の一族のような?

セリフもかなりクサいし、演技してて恥ずかしくならないかしらん?
…などと思ってしまうのは、素人考えですね~あせあせ

まあ「ドラマ」ですから。
「お話」ですから。
でもきっとまた「あのシーンが見たい」と思うことがあるかもしれませんね…。
でなければ、こんなに多くの人から支持されないだろうし、未だにレンタル屋さんで堂々と今時のドラマに交じってちゃんといつも貸し出されているのも、いろんな意味で人々の心を掴んでいるのでしょうね。
の○ピーの事件のおかげで、一時は姿を消すかと思っちゃいましたが、よかったです。



ところでこのドラマを見ていて、今更気がつきました。
わたくしの父も耳が聞こえないんです。
父の場合は生まれつきではなく、ま、いうなれば職業病のようなものでして。
金属加工をする下町の工場で長年働いてきたのですが、徐々に聴力が落ちてきて、60歳になる少し前に完全に聴力を失いました。
もうそんな年だったから、今更手話を覚えることも出来ず、仕事も辞め家に引きこもってしまいました。
でも元来無口な父だったので、本人は周りが考えるよりも気楽になったようなのです。
面倒くさいことは伝えずに済むし、周りも気にしてくれる。
ただ、唯一わたくしが可哀相かなと思ったのは、たったひとりの孫である、うちのコドモの声を聞くことができないことです。
コドモが生れた時には、父はもう既に聴力を失っていましたから。
父の想像の中で、コドモはどんな声で父に話しかけているのでしょう。
親バカなのですが、コドモはとても可愛い声をしています。
この声を少しでも聞かせてあげることができたらなと今でも思います。

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