鼻出血には打撲等の外傷性のものと内因性のものがある。外傷性の鼻出血は短期間で治り、再発しないが、気道粘膜の毛細血管の破綻〔はたん〕や肺出血等の内因性の鼻出血は習慣性となりやすい。馬は口で呼吸できないため鼻出血を発症すると呼吸が充分にできない。従ってレース中に鼻出血を発症した馬は競走能力が充分に発揮できない。
- 20/1/16 藤沢和厩舎
- １５日、１６日は軽めの調整を行いました。「レースへ向かう過程は至って順調で、調子も良さそうに感じていました。序盤の飛越が安定していましたし、いいリズムで走れていたからこれはと思えたのですが、残念ながら鼻出血を発症してしまいました。急激に行きっぷりが変わってしまったので、おそらくそこで鼻血が出てしまったのではないかと思います。担当者の話を聞くと、お客さん側からも見て取れるほどの量が出ていたようなので可哀想でしたね…。その他の状態をよく確認しつつ、無理のない程度の最小限の運動を課していますが、歩きなどに問題はなさそうです。キャリアは少ないものの年齢は重ねていますし、今回のことがあるので今後については馬の様子次第になるでしょうが、このまま続投の場合は内臓面の修復や精神面のケアも必要になるでしょうから、ある程度時間を掛けていくことになるでしょう」（津曲助手）
- 20/1/16 戸田厩舎
- １６日に美浦南Ｐコースで追い切りましたが、鼻出血を発症してしまいました（７０秒３－５４秒０－３９秒３－１１秒６）。「今週の追い切りを今日にするか明日にするかで検討した結果、今日行うことにしました。少しずつ上げていこうとしている段階で、１週前にあたる来週にしっかりとやれるように準備するイメージで調教を行ったのですが、追い切り後に鼻血が出てしまいました。両鼻腔から出ていて量的に粘膜を切ったりしたものではないだろうなとは思ったのですが、念のために内視鏡で覗いてみたところ、やはり中から出ているということでした。さすがにこのまま競馬へ向かうことはできないので、誠に申し訳ありませんが、予定をいったん白紙にして回復期間に充てたいと思います」（戸田師）
国枝栄調教師「左前の球節部分の張りと熱感については、治まってきているようですので、今週に入ってから坂路で軽めのキャンターを始めました。運動後もぶり返すことはありませんでしたので、16日には同じく坂路コースで追い切りを行っています。脚元を気にする素振りは見せていませんが、思ったよりも終いの反応が鈍かったので追い切り後しばらくして馬体を確認したところ、鼻出血を発症していることが分かりました。すぐに診療所に連れて行き獣医に診てもらったところ、肺からの出血が確認されましたので、予定していた東京開催は回避させていただき、明日放牧に出させていただきます」
いやいや、高額馬3頭が鼻出血とは、、、
しかも同時期に
とくに未勝利のモーソンピークはマズい！
やっぱりシルク高額馬は厳しいなぁ
あと今週サンデーの第1希望で落ちた
シーズアメジャーも鼻出血で出走が見送りらしいですね
これってちょっと異常事態じゃないですか？
何か原因があるのでしょうか？
美浦トレセン？天栄？それとも偶然？
とにかく予後が順調でありますように。。。