6/23土曜 阪神4R 3歳未勝利 D2,000m 荻野極
インヘリットデール シルクHC
6/23土曜 阪神10R 京橋特別 芝2,000m 川田将雅
保険会社指定獣医師による歩様の確認とレントゲン検査の結果から、正式に腰痿(腰フラ)により競走能力喪失の診断がなされました。デビューを楽しみにされていた会員の皆様におかれましては誠に残念なことと存じますが、本馬の現役続行を断念し6月22日付でファンドを解散とさせていただくことになりました。競走馬保険等に関する詳細につきましては、後日あらためて書面にて出資会員の皆様へご案内申し上げます。
早くも2歳馬が引退...
今まで順調に調整されていましたが先週いきなり腰フラになってしまいました。
調べてみたところウォブラー症候群というのに当てはまりそう。
ウォブラー症候群とは
「ウォブラー症候群」とは、いわゆる「腰フラ」や「腰痿(ようい)」と呼ばれる後躯の運動失調を主症状とする病態のことです。生後12~24ヶ月齢の牡の若馬に多く発症し、その発症率は1.3~2.0%であることが知られていることから、国内での発症も年間100頭近くに昇ることが推測されます。
本疾患の原因は、急激な成長によって生じた頸椎の配列の不整、頚椎関節部の肥厚や骨棘、離断骨片などによる狭窄であり(図1)、脊髄が圧迫されることで生じる神経の損傷です(図2)。生前診断は、臨床症状と頸椎のレントゲン検査による脊柱管の狭窄を確認することになりますが、狭窄は上下方向からとは限らず、狭窄部位を特定するのは容易ではありません。発症馬の予後は悪いことが知られ、病状の進行により安楽死処分されるケースが多い疾患です。しかし、一方で跛行が軽度な場合には、温存療法により約30%の馬がレースに出走したとの報告もあり、予後判断に苦慮することも多く、更なる客観的な生前診断法の開発が望まれています。
ここにきての成長著しかったので脊椎が圧迫されて神経を痛めてしまったのでしょう。
腰フラのほとんどが安楽死だと思っていましたが軽度ならば30%が復帰出来たとあります。
なんとか軽度であればと祈るばかりですね...