突然ですが、今日本のニュースを見ていて、三代目市川猿之助が決まったと。

それで、二代目も出ていたのですが、変わり果てた姿で…。脳梗塞を患ったということで、車いすに乗っていて、言葉もたどたどしくて。かつての姿は見る影もありません。

「翁という 名が 身に沿うまでは 生き抜かん」

という句をほとんど読めない字で書いているのを見て、なんだか涙が目に浮かびました。

時って残酷ですね。

私の記憶だと、洒落人で、ついこの間まであんなにいきいきとした、生気盛んな人だったのに、今の姿を見ていると、かつての姿が想像つかない…。

確実に自分も年を取っているのでしょうね。


子供たちの宿題や、送り迎え、世話にあわただしく追われる毎日。自分としては、毎日「もうだめだ」と思うまで、起きて、体を動かしています。

昨日も、10時半まで3人で頑張りました。いつもは10時には消灯、を目指しているのですが、それもだんだん難しくなってきました。子供たちが寝てから、後片付けをしたり、お弁当を作ったり。結局私が寝たのが1時半でした。

私ももう何年もこういう生活が続いているのですが、いつまで続くだろう、とよく思います。

この頃は、こういう風にできなくなって、今みたいにがんばれなくなったら、子供たちはそういう私の姿を見て、どう思うかな、って思うことがあります。

「ママ、どうしたの?」って思うのか、「ママも年を取ったんだな。」と静かに受け止めるのか。


二代目市川猿之助の年を取って変わり果てた姿を見て、「他人事じゃない。」と思った次第です。