3:7でわたくしが原因と思う~
自宅の作業用のPCの横にいつもいてくれる及川徹さん(のフィギュア)に励まされてる…時間ができたらまたあちこちフィギュア漁りに行きたいもんです。
10月から始まるアニメで楽しみなのが
大好きな作家さんである天野明先生の「鴨乃橋ロンの禁断推理」シーズン2です。
「家庭教師ヒットマンREBORN」にかなりの時間(とお金)を持って行かれた身として、またこうして天野先生の作品を観られる幸せ…相変わらずの美麗な絵柄と、特徴的なキャラクター作りに嬉しくなりました。あとアニメのクオリティーが高い!キャラクターデザインが天野先生の絵柄に限りなく近くて、見ていて安心できるというか。だって、今だから言うけど「リボーン」のアニメはちょっと…
「嵐の守護者」獄寺隼人くん
これがアニメになると
こうだったからね!いや全部がこうだったわけじゃないんだけど。
ちなみにこっちはアニメ第5話の獄寺くんこと「ごわでらくん」として、ネットでは一時期ミーム化して愛されていた(はず)。
だからこの作品はアニメ関連のコレクションがほぼなくて、ちょっと寂しい思いしていました。キャラクターがどれもコレジャナイ感すごかった
(それでいけば「ハイキュー!!」は幸せな作品なのかも…プロダクションI.Gという良い制作会社に当たったのも大きいのか?満仲監督に担当してもらえたからか?もちろん、技術的な進化もあるんだろうけど)
「鴨乃橋ロンの禁断推理」は、ふたりの人物を中心に謎解きして事件を解決するのが基本的なストーリー。
天才探偵・鴨乃橋ロン。しかし、犯人を自殺に追い込むやり方、しかもその時の記憶がないということで、探偵養成学校「BLUE」始まって以来の天才と称賛されながらも探偵の資格を剝奪されている。今はビルの一室に一人暮らし。床がすべてマットレスのようになっており、いつでもどこでも眠れる。
天野先生のネーミングセンスがツボなんですけど…「リボーン」に出てきた「内藤ロンシャン」以来のいい名前~
下っ端刑事・一色都々丸。純粋で優しく、正義に対して一本筋が通っている性格。
普段はロンの奇行にツッコミを入れる役回りだけど、ロンがトランス状態に陥り、取り返しがつかないことになる前には体を張ってでも止める。
ロンの引き立て役のように見えて、次第にロンにストッパーとして精神的に頼りにされるようになる。
そして天野ワールドだなあと思うキャラとして
脳神経外科医・卯咲もふ。ロンの変容を医学的に調査する。包帯だらけなのはウルトラ不器用で、あちこちぶつかったりの怪我のため。
このキャラクターを見た時、その眼帯に「リボーン」の「クローム髑髏」ちゃんを思い出した!
交通事故に遭い死の淵をさまよい、愛情の薄い両親がその死を待っている「凪」という少女が精神世界で「六道骸」と出会い、骸の幻想によって破裂した内臓の大部分を作ってもらって、自分を必要としてくれる骸の為に戦う。
「霧の守護者」六道骸
クローム髑髏の名前は六道骸のアナグラムだし、髪型や着ている服、武器の三叉槍も同じ。骸が創り出す幻想によって生かされているので、骸が戦いで傷ついたりすると髑髏ちゃんの幻想の内臓が無くなってたちまちピンチに陥る。当時、この設定が刺さりまくり「天野先生天才や…」と感銘を受けたものです。
「鴨乃橋ロン」の謎解きは時に荒唐無稽にも映るし、トリックそのものが稚拙というか突拍子もない印象を受ける。犯人の犯行動機が弱いなと感じる部分もある(なんかエラそう)。
こんな風に遺体の横に寝転んで「語らう」。これにはさすがの榊マリコ@科捜研の女も激おこだろう
でもサクサクとテンポよく展開される勢いの良さがあって、次第に気にならなくなる。それに、読後感が良いのは「トト」こと一色都々丸の存在が大きいと思う。刑事として人としての矜持がぶれないから、所謂「厨二」的な何でもありのグダグダ感がまったくない。毎回起きる事件と同時進行でロンの秘密が少しずつ解かれていったり、難敵が忍び寄っていたりなど、先が気になる作品です。
まあ、作中でトトの上司である雨宮の姐さんがトトに向かって「クビだー!」と叱るシーンには、公務員の組織の一人にそんな権限ないだろ、一般会社でも簡単に社員をクビにできる時代でもないのに…などと細かいツッコミは入ってしまうけれど、これはわたくしがツマンネー大人だからだろう。
そんなツッコミも、この事件解決の謎解きを説明する時の「前髪ピッ」ポーズ見たらま、いっかとなる笑 あまりのかっこよさに思わず奇声を発してしまい、居合わせた家人を怯えさせちまったぜ
それにしても天野先生の描く「黒髪ぼさぼさ」系のキャラクターの素晴らしさは相変わらずです…
つ、つい画像大きくしてしまった!「リボーン」の最推しキャラであり、今もなお「自分的胸ギュンキャラの上位にいる最強「雲の守護者」雲雀恭弥。一時期のわたくし、かなりの強火だったな…
天野明先生、これからもついていきます!
Velveteen-「Part Of The Game」(2019)
連日の猛烈な暑さに夜にはもうぐったりしている今日この頃。そんな中よく聴いているのがネオソウルと言われるジャンルの楽曲です。ネオソウルと言えばマックスウェル、エリカ・バドゥ、インディア・アリーといったアーティストが代表格ですが、彼らの持つどこかひんやりとした抜け感のあるサウンドに更にきめ細やかなメロディーが乗って、良曲揃いなのです。
長年様々な音楽を聴いてきてもなお、こういった新しいジャンルを知ることができるのが嬉しい~この夏はこれ聴いて乗り切ろう…