ソーシャルメディアにおける時系列の話(違った角度から) | うるし屋さんの独り言

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杉本商店(杉本うるし/うるし工芸の杉本)のホームページ運営責任者が開設するブログ。
店のホームページでは書けない事(漆に関する経験則・実感など、ちょっと科学的とは
言いにくいかなと思う事を含む)をここでフランクに記述していきます。

先日の時系列の話を違った角度から論じたい。


今の時代、個人の情報発信ツールは多様化している。

ホームページ、ブログ、メール、ツイッター、フェイスブック・・・

しかしこれらの情報を眺めていると残念ながらこれらのツール間もしくは

同一ツール内ですら情報管理(連携)が滅茶苦茶な事がある。


数時間後に別のメディアでまるっきり逆の事を言っていたり、(同一ツール内で)

発信された情報を辿るとある方向性が見えるのにその次には真逆とか。


前者は最新のものが正しいという事なのだろうが、メディアが複数に

亘っている為、情報受信者がそれに気付かない場合、不適切な情報伝達になる。

逆に両方のメディアを見ていた人は短期間での豹変に投稿者に対して

不信感を持つかもしれない。


後者は物事には流れ(経緯)があるものだという事が判っていないケース。

人間関係においてその人の思考傾向などから次を推測する場合があると思うが

それがまったく通用しないケース。ゲーム時代の影響かもしれないが、ある時点で

ブチッと切って真逆な事をして平気だとすると安定した人間関係の構築は難しい。


もちろん、たまたま情報管理が滅茶苦茶になる事もあろうかとは思うが

それによって上記の印象を持たれるとすれば当人にとって良い事ではないし、

当然ながら、それによって振り回される側の迷惑を考えれば

情報管理が滅茶苦茶になる事は避けなければいけないだろう。


中には『そんなの気にしないよ。』という人がいるかもしれないが

それによって迷惑を被る人がいる可能性を理解しないといけないし、

そういう指摘を受けたらちゃんと詫びるくらいの気持ちが無いのなら

ネットでの発言は控えて欲しいと切に願うものである。