日本行動計量学会の春のセミナに来ています。


多摩は桜が美しい。

でも日中は桜を楽しむ間もなく講義が続く。


さて、今日は首都大学東京の朝野煕彦先生の講義。


以前も書いたが、朝野先生の書籍 は何冊も読んだことはある。


だけでも講義を受けるのは初めて。


書籍での口調と同じく、非常に分かりやすいし面白かった。


特に自身の問題意識と照らし合わせて興味深かったのは、以下の内容。



「定量パラダイム」      「定性パラダイム」

推測統計学           記述統計学
仮説の検証           仮説の発見

行動結果を重視        動機と意志を重視

無作為標本           典型例
論理実証主義          解釈学
客観的推論           主観的了解

コード化可能          コード化すると意味を失う

単純集計に意味がある   他のデータと関連付けて解釈しなくてはいけない


さて、午後はSEMです。


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