ボクは全日本討論協会(NAFA) という組織の顧問をしています。


このNAFAというのは、主に大学生が英語ディベートを行う上での、

大会運営やセミナー運営、教材・論文の提供を行っている組織で、

もうかれこれ、6年くらい顧問を務めています。


※ちなみにここで言う本来のディベートとは、皆さんがTVなどでご存知の「ディベート」とは、

 大分イメージが異なると思います。


昨日はその理事会に行ってきました。


会議の主体は専務理事と呼ばれる大学4年生。

例年、非常に高度な議論が展開されています。


昨年、会社のインターンシップで大学生のディスカッションに

同席する機会が何回かあったのですが、

それよりも遥かに高度な議論が展開されていました。


自分が専務理事だった頃、ここまで高度な議論が出来ていたかは

定かではないですけど、そのエッセンスは確実に今の業務だけでなく、

ビジネスの様々な場面に共通するものが多いなと思いました。


・議論における主張の仕方・理由付け

・会議における質問方法

・企画実行・予算管理

・スケジュール管理

・チームビルディング


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残念なのは、スポンサーシップの獲得。

このあたりはまだノウハウが蓄積されていない。


ディベート大会は、英語、及びディベート(ロジカルシンキング、問題解決)に

関心ある学生の集まりなので、企業が広告を出す上でも価値があると思える。


ただ大学4年生が、企業側にその魅力を訴求するメソッドを知らない。

昨日は、そろそろ、このあたりにチャレンジしても面白いなとふと感じた理事会でした。


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参考までに、私の先輩や知人もこの分野の書籍を出されています。

Let the Debate Begin! 英語で学ぶ論理的説得術/小西 卓三
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こちらは日本語。↓
ディベートの基本がよくわかる説得・交渉の教科書 (アスカビジネス)/山中 允
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