今日は、「戦略策定立案概論 企業戦略立案の理論と実際」です。


戦略策定概論―企業戦略立案の理論と実際/波頭 亮
¥2,310
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この本はちょっとだけ古く、95年にかかれたものなのですが、全然色あせない、

よくまとまった書籍です。


・戦略の定義

・基本的なフレームワーク(3C、ビジネスシステム、PPM、4P、AIDMA)

・ポーターの競争戦略

・コトラーの4つの競争地位

・業界別KFS

・PMSと4Pの各ステップの説明・事例

・機能別戦略


中でもよくまとまっている記述は以下の通り。

■アクションプラン・・・具体化(人×タスク)、スケジューリング、モニタリング(評価指標・スパン)

■オプション評価・・・規模、資源、期間、リスク

■コア・・・××よりも○○

■営業戦略・・・アイテム、チーム、アプローチ、トーク

■技術戦略・・・ポートフォリオ


また、ケースも非常に良くまとまっている。

・ジャン

・オロナミンC

は興味深い。


戦略系コンサルティングファームに行く学生は大学在学中に必読ですね。