久々の更新です。最近あるプロジェクトの関係で、本をめちゃくちゃ読んでますが、

なかなか更新できていません、ごめんなさい。


「顧客理解の技術」をご紹介します。


顧客理解の技術 変化を先取りし、価値を創造する/池上 孝一
¥2,310
Amazon.co.jp


この本はいいところが2つあります。


1つ目は、顧客理解のための技術を体系的に網羅しているところです。

5つのフェーズに分けて書いていますが、

 1.顧客変化・・・チェンジドライバー PEST

 2.背景理由・・・バリューセグメント(Who What)

 3.顧客価値・・・基本価値と差別化価値 VP(バリューポイント法)

    →コアバリュー因子、価値ポジショニングマップ、価値訴求コンセプト

 4.顧客行動・・・購買行動モデル、バリエーション、FACT検証

 5.顧客情報

特に1や2に関して、掘り下げて説明している書籍は少なく、その中でも逸品の考察が

加えられています。また3章のデータ集も、1をサポートするのに興味深いです。


2つ目は、この文章力です。

バーバラミントと、「考える技術・書く技術」は非常に有名ですが、そのロジックを、

随所に示すことで非常に明快なストーリー展開になっています。


ぜひ、マーケティングやCRMに携わっている方は一読をオススメします。