富士山登ったことある?
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登ったこと、ありません。
遠くから見たことはあります。
(東京生まれだし、そりゃあるにきまっているよね)
富士山の日にちなんだ漢詩。
「漢詩作法入門講座」太刀掛呂山著にある作例集から「富士山を望む」」という詩を引きます。
望富士山 高橋藍川
万仭挿空雲往還
半天仰見玉孱顔
獨誇東海扶桑國
有此乾坤不二山
万仭、空ニ挿ンデ雲往還シ
半天、仰ギ見ル玉孱顔
獨リ東海ノ扶桑國ニ誇ルハ
此ノ乾坤不二山有リ
孱の字を探して検索していたら、以下の詩も発見。
1906年生まれの漢詩人ですね。
高橋藍川「望富士山」(七言絶句)
【白文】
望富士山 高橋藍川
青天碧海蟠三州
玉芙蓉開八葉頭
不盡烟華何處去
日月中峰避冷幽
【書き下し文】
青天碧海(せいてんへきかい) 三州(さんしゅう)に蟠(わだかま)り
玉芙蓉(ぎょくふよう)開く 八葉(はちよう)の頭(いただき)
不尽(ふじん)の煙華(えんか) 何(いづ)れの処(ところ)にか去る
日月(じつげつ) 中峰(ちゅうほう) 冷幽(れいゆう)を避く
【現代語訳(意訳)】
青い空と緑の海に挟まれて、富士山は駿河・甲斐・相模の三州にわたってどっしりと根を下ろしている。
まるで巨大な白い蓮の花(玉芙蓉)が、八つの峰(八葉)の頂に咲いたかのようだ。
(昔詠まれた)尽きることのない煙の華は、一体どこへ消え去ったのだろうか。
あまりに神々しく、静寂(冷幽)をたたえているため、太陽や月でさえその中央の峰を避けて通るかのようだ。



