いよいよラストになりました。
キャストやスタッフの皆さんについて書こうと思います。
まず、「チンチン電車と女学生」はチンチン電車が主役であり、そしてキャスト全員が主役であると思います。
どの作品でもそうやけど、主役がいるから他がいる。他がいるから主役がいる。
大所帯でシーンも別々やから、芝居で絡む人は限られる。
1つになるって簡単なようでとても難しいこと。今回、特にそれを感じました。
でもそれぞれが与えられたシーン、役を演じ、繋ぎ紡いできたのが全てであります。
カーテンコールであんなにも沢山のメンバーが作品を創り、スタッフの方々含め作品に携わっている方々の代表として、僕たち全員で挨拶させて頂けたこと本当に嬉しく思います。
本当は1人1人全員と写真撮りたかったんですが、、、
少しばかり撮った方など紹介や感想を。
では、やはり東真太郎が入隊していた暁部隊から。
物資や兵士を外地に送り届け、負傷兵を日本へ連れ戻す、海上輸送を担当しているところ。
作品内で戦闘シーンはないけど、やはり僕たちがチン電の時代背景をしっかり表現しないといけない。
何回も稽古で読み合わせをし、何回も何回もシーン稽古しました。
正直、何回もできないくらい辛くて苦しくて仕方がなかった。劇場に入ってからとあるシーン稽古中、感情が限界突破しすぎてずっと涙流しながら稽古してた時もあった。鈴木さんには、ここではまだ泣いたらあかんって言われましたけど。笑
手旗も練習しました。練習してんのに急にわからなくなったりする時もみんなあった。
芝居のことで話合ったり、時には言い合いになるくらいまでだったり。
でもそれは決して意味のない事ではなく、必要だったこと。
班長としてできたのは、みんながいてくれたから。だから暁部隊が完成されました。
本当にありがとうございました!!!
義宗さんの存在は助けられたし、正直プレッシャーでもありました。
言葉にはならない、真太郎同士でしか通じ合えない感謝があります。
本当にありがとうございました!!!
今回は男子学生役。
役としても敦貴としても可愛い、純粋な子。
僕と同じく歌のキーに苦戦してたね。同志だ!笑
いつか暁部隊で一緒にできるようになったらって思ったりもしました。
敦貴演じる男子学生が女学生にラブレターを渡すシーンがありますが、、、
これって今の僕たちでは想像しにくいことなんじゃないかな?
女学生の寄宿舎に住み込みで舎監として面倒をみる。
暁部隊の寄宿舎はどんなんだったんだろう?ってイメージしながら、遠藤先生夫妻がいたらいいのにな〜って羨ましくもなりました。笑
まさに理想の夫婦。
芝居以外でも本当に優しくて、笑顔でこんなに幸せなパワー送れるんだ!って再認識させて頂きました。
ここからスタッフの方を少々。
さぁて、わかるかな?
舞台監督の下野さん。
めちゃくちゃ仲良くさせて頂き、大阪に来た時はもうここの焼肉じゃないと焼肉じゃない!ってお店連れてくなって。笑
待ってまっせーーー!笑笑
怪我もなく終えられた一番の理由はこの方がきちんと舞台監督として裏方の皆さんをまとめて下さっていたから!!
ありがとうございました!!!
制作の愛すべき存在川口透さん。
今回は制作としていらっしゃいましたが、過去には暁部隊の山中役を演じられていました。
とあるシーンで山中の事を話すところがあるのですが、稽古中そのシーンが終わって休憩に入ると、涙ながらに話して下さったのが忘れられません。
僕が真太郎の時に山中できなかったのが悔しい。
役者冥利に尽きます。
1人寂しいって言うと、ちょくちょく楽屋にも顔出して下さって、迷惑かけまくったにも関わらずめちゃくちゃお世話になりました。
ありがとうございました!!!
ってことでキャストの方々に戻ります。
写真はないけど、女学生の皆さん。
芝居では絡まないけど、どんな生き様を表現されていくのか、またどんな方々と共に創り上げていくのだろうと、見させて頂いていました。
みんながみんな役としても人としてもしっかり個性があって、夢や希望に満ち溢れた姿を見ると胸を打たれていた。
とにかく本当に想いを込められていた言葉を歌に乗せていくパワーがとてつもない。
本番では袖で待機している時など、そのパワーをもらいすぎないようにしていました。
涙溢れちゃうからね。本当に。
色々とありがとうございました!!!
今まで世話になったな。
いや、ほんまに世話になったな。
天笑さんの存在は暁部隊には真太郎には作品に絶対に必要不可欠!
お互い新鮮に演りたいからって2人きりのシーンは稽古以外では一切しなかった。
だから劇場入ってから八木から伝わってくるものが毎回違って。。。
ほんまに天笑さんが八木でよかった!
ありがとうございました!!
これからも会うことがあるでしょう。
ライパス共演から4年ぶりの共演。
お互い歳とったねと他愛もない会話から芝居や歌について話したりしてた。
その中でそれぞれの真太郎さんがいるから気にしなくていいよ。さりげない一言に本当救われました。
4度目の出演ってこともあり、芝居でも歌でも圧倒的で、頼りになったし、何より最後の台詞を言っている時の姿がね。。。
本当に本当にありがとう!!
今ならスマホで自撮りして、パッと送れるのにね。
マユの台詞なんですが、この重み。
現代に杏子と真太郎がいれば、こういう写真を撮っているのかな?
撮った後、頭にずっと残ってました。
もしも生まれ変われるのなら、、、
衣装で写真を撮れなかったのが心残り。。。
東真太郎。
歳が違う同一人物。
要さんは演技指導でも今回僕たち全員をみてくださっていました。
シニア真太郎から見て昔の真太郎はどうだったんやろう?
いつか2人っきりでお酒飲みながら語ってみたいな。
とにかく本当にチン電は、悲しい暗いだけじゃない。
ほんの72年前のことの知らなかったことを、今をこれからを生きる人たちへのメッセージであり、明るいし輝いているんです。
あぁ〜
ここには書ききれてないけど、本当に1人1人書きたいくらい。
というか真太郎についてももっと書きたいことあるけど、これ以上長くなるとね。。
時間は待ってくれないけど、幸いゆっくりした時間があったから今回は作品への想いなど色々書けました。
ここまで読んで下さり本当にありがとうございます!!
どの作品にも、どの役にも真摯にこれからも向き合っていきたいです!!
見たことのない景色これからも連れていけるように、、、
ついてきてもらえるように、、、
どうかこれからも上田堪大を宜しくお願い致します!!!
ほなまた![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/088.png)
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