平成18年
○捜査法
・職務質問の適法性
・所持品検査の適法性
・職務質問に伴う有形力行使の適法性
・現行犯逮捕の適法性
現行犯逮捕の要件
・逮捕に伴う無令状捜索・差押えの適法性
「逮捕の現場」(刑訴法220条1項2号)の意義
無令状捜索・差押えの物的限界
○証拠法(メモの証拠能力)
・伝聞法則の意義
・伝聞・非伝聞の区別
(・違法収集証拠排除法則)


平成19年
○捜査法
・ビデオ撮影・録画の適法性
強制処分と任意処分の区別
任意処分の適法性判断基準
○証拠法
・同種前科に関する事実を犯人性の認定に用いることの許容性


平成20年
○証拠法(ノートの証拠能力)
・伝聞法則の意義
・伝聞・非伝聞の区別
・伝聞例外(刑訴法321条1項3号)
・再伝聞
○捜査法
・「必要な処分」(刑訴法222条1項,111条1項)の意義
・令状呈示の時期の適否


平成21年
○捜査法
・捜索差押時に行われる写真撮影の適法性
写真撮影の法的性質
写真撮影の適法性の判断基準
写真撮影の対象物が差押対象物に該当するか
○証拠法(犯行再現実況見分調書の証拠能力)
・伝聞法則の意義
・伝聞・非伝聞の区別 ・現場供述の証拠能力
・写真の証拠能力
(・伝聞例外(321条3項,322条1項))


平成22年
○捜査法
・遺留物の領置(刑訴法221条)
・消去されたデータの復元・分析の適法性
・おとり捜査の適法性
・秘密録音の適法性
○証拠法(捜査報告書の証拠能力)
・伝聞法則の意義
・伝聞・非伝聞の区別
・伝聞例外(刑訴法321条1項3号)


平成23年
○捜査法
・逮捕及びこれに引き続く身体拘束の適法性
通常逮捕の要件
勾留の要件
現行犯逮捕又は準現行犯逮捕の要件
別件逮捕・勾留に関する捜査手法の適法性
○証拠法(捜査報告書の証拠能力)
・伝聞法則の意義
・伝聞と非伝聞の区別
・伝聞例外(刑訴法321条1項3号)
・再伝聞


平成24年
○捜査法
・捜索差押許可状に基づく捜索(刑訴法218条1項)
捜索実行中に届いた荷物を開封することの適法性
被疑者以外の者に宛てられた荷物を捜索することと管理権の関係
被疑事実と関連する物が存在する蓋然性の有無
従業員のロッカーを捜索することと会社の管理権の関係
・現行犯逮捕に伴う捜索・差押えの適法性
「逮捕の現場」(刑訴法220条1項2号)の意義
○証拠法
・「疑わしきは被告人の利益に」の原則と択一的認定
・訴因変更の要否