我々はしなければならない仕事を、しなくても済まし得る口実を持っているのかもしれない。

失敗や過失を弁護し、その責任を転嫁し得る口実を用意する事が出来るかもしれない。

しかし、かかる口実によって努力を惜しみ、自責を避けるならば、我々は永遠に進歩も発展も望む事はできない。


(竹中錬一)