「プロゴルファーはなぜ300Yも飛ばせるのか」(田中秀道著・2016年・KKベストセラーズ・西周氏蔵書)
 

日本ツアーで10勝した田中プロ、166cmの身長ながら300ヤード!!体格に恵まれていない分だけ人一倍飛距離にこだわります。その田中プロが非常に重要視しているのが「インパクトのイメージ」。インパクトで球を打つのではなく、フォローで球を打つ感覚でスイングしたいそうです。

 

実際のインパクトのあとにもう一つインパクトがある「ダブルインパクト」・・・これこそが理想と言っています。

 

こうなるには腕力でクラブを振るのではなく、遠心力で加速していくクラブに腕や肩が引っ張られるような感覚が必要、ビハインド・ザ・ボールでインパクトしフォロースルーでもその状態を保てれば、フォローでは「右の肩甲骨が伸びていき、それに引っ張られてフィニッシュに向かっていくような感覚」が生まれるそうです。

 

大事なのは上体が(左に突っ込まず)、右に残ったまま振り抜くことだそうです。

 

クラブを2本持って素振りすると確かに右の肩甲骨が伸びていく感じがします。ただ、ドライバーでボールを打つとその感覚はゼロです。いつになったら分かるのでしょうか。