「1％の可能性を信じてやって来たが、今日0％になりただただ悔しいし情けない、身の程を知りました！ 応援してくれた皆んな、サポートしてくれた皆んなに申し訳ない！ しかしいくつになっても挑戦した自分に悔いはなし！ みんなも挑戦する楽しさをわかってほしいなぁ！ 短い1年だったけど応援してくれた皆さん有難うございます 感謝します」（原文まま）
新庄氏は7日、15年ぶりの現役復帰を目指してプロ野球の12球団合同トライアウト（神宮）に参加。日本ハム時代の背番号1のユニホームをまとい、最終第4打席で左前タイムリーを放つなど“新庄劇場”全開で存在感を発揮した。トライアウト後、「6日間でオファーがなかったら、野球は終わりです」と再引退を明言。自身が期限とした13日までに、NPBの獲得球団が現れなかったとみられる。
「ただただ、悔しい」と、新庄選手。
野球はそんなに興味はないけれど、新庄選手には興味津々だ。
「しかしいくつになっても挑戦した自分に悔いはなし！ みんなも挑戦する楽しさをわかってほしいなぁ！ 短い1年だったけど応援してくれた皆さん有難うございます 感謝します」。
それでも、潔く結果をうけての一言がいい。
「記録よりも記憶に残る選手」と世の中にいわしめるだけある、奇想天外、自由な生き方。
自分の「好き」を集めて、わき目も振らずにまっしぐら、福岡生まれの福岡育ち、開けっぴろげで人がいい、大仰で祭り好き、これだと思ったらまっしぐら。
タイガースで活躍したと思ったら、気が付けば日本人外野手としては初めてのメジャーリーガー。
名誉、財産を手にして凱旋帰国したと思えば、真っ白な歯をむき出しにしてパラパラを踊り、
億単位のお金を持ち逃げされても、ケロっと笑い。
気が付けば東南アジアの国に住む。
新庄氏はバリに移住した経緯については、バリにはCM撮影で訪れたことがきっかけで、夜中に砂浜で見た綺麗な星に感動して移住を決めたそうだ。すぐに当時の妻にメールで「今日から僕はここに住みます！」と送ったそうだが、妻からは「はっ？意味分かんない」と困惑の返事がきたのだとか。しかし新庄氏は「俺も分かんないけど、ごめん」と謝罪し、慰謝料など数億円を払い離婚した。
たしかバリのボロボロのワンルームともいえない、なんとも言えない部屋に住んでいましたね。
まあ、奥様もすごいけど・・・。ちなみに奥様は元クラリオンガールの大河内 志保さん。
ある占い師が言っていた
「見栄やプライド、環境や状況。全てを取っ払って『好きなもの』だけを見つめて進んでいけば、必ず運はよくなると」
昨今のスピリチャルブームもひっくり返るシンプルなお言葉。
なるほど、子供のように無邪気になってただ自分のやりたいことだけに向かって走っていけば、運なんてあとからついてくるのでしょう。
とは、いっても。さまざまなしがらみや人間関係にとらわれてなかなか進めないのが大人と言うもの。
言うは易しだが、なかなか占い師のいうように、そして新庄さんのように本能のままには生きられない。
そんな彼が、野球12球団合同トライアウトに参加した。
15年ぶりとなるプロ野球入りを目指す新庄氏。
15年ぶりとなるプロ野球入りを目指す新庄氏。
「ダメだったらテレビの方向でいいや…じゃ受からない」
「13年やってないから、戻らないと思ったら戻らない。受かるんだ!入るんだ!という気持ちでやらないと」と強い思いで現役復帰を目指していた。
思いつきで行動する天然素材のようなキャラクターに思われているけれど、やっぱりそこは、気合が違う。「生きる覚悟」がちがうんだなぁ。
そんな彼の思いとは裏腹にオファーはなかったようだけど。
そんな彼の思いとは裏腹にオファーはなかったようだけど。
それでも新庄さんが無謀に挑戦する姿には、多くの人が心を動かされたと思う。
「100年時代をどう生きる？」
なんて、ことさら深刻な顔して様々な討論番組や特集が組まれるけど、やっぱりこれでしょ。
四の五の言わずにやってみる。
思い込んだら一直線、ただ、愚直なまでに走ってみる。
そんな人生を送っていたら、おそらく100年なんかあっと言う間に過ぎて、時間が足りないくらいだろうなぁ。
「記録より記憶に残る男」とはよく言ったものだ。
ならば、紅佳は
「記録より記憶に残る講談師」になりたいものである。
↑あ～でっかいこと言ってなぁ。
それでも、まずは、思わなきゃ、そして言葉にしなくっちゃ。
大風呂敷を広げたら、さすがののんびり紅佳も規格外の講談師として燃えるでしょう。
新庄剛志氏。心ほっこり、本当にいい夢見させてもらったわ。
もちろん、このような男性を旦那にしてしまったら、苦労は絶えないだろうけど・・・。
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【インフォメーシ】
1月１７日 「こどものための講談教室」
2月6日 「神田紅佳 独演会」
2月6日 「ＪＡＺＺと講談」
2月7日 「おうなの夜会」
1月11日 「開運講談会」
