2018年、米国は原油生産量が45年ぶりに世界最大になった。シェールオイルがけん引して10年で2倍強に膨らみ、輸入依存度は30年ぶりに低水準に下がっている。米国は、中東からの原油の供給を頼ってきたが、今後は輸入より輸出への転換も視野に入れており、世界のエネルギー地政学が一変しそうです。

 

 トランプ政権は、世界エネルギー供給を厳選に覇権を目指しています。17年に原油の輸出収支は1100億ドル(約11兆円)のマイナスで、全体の14%の赤字を占めてました。原油生産が上がってきている今、エネルギー消費大国から輸出大国へ加速していることは間違いない。

 

 トランプ政権は世界へのエネルギー供給を源泉に新たな覇権を目指しているが、就任前公約は果たしており、エネルギー供給国になる日も近いでしょう。

 

 日本や中国の視点としては、中東でも国別の原油生産シェアも上昇しているため、日本国は、中東に対しての重要性も比較しながらのお付き合いになる。とは言えど、米国が世界シェア率をしめていくのが、間違い無いのではないでしょうか。

 

 

参考記事:

https://ene-fro.com/article/ef21_a1/

 

日本経済新聞