金融庁は9日、銀行店舗の平日休業を可能にする規制緩和を発表しました。明治以来の休日規定の見直しにより経費削減につながるため、早ければ今年の夏にも実施される見通しです。

 

 現状の問題点として、当座預金業務を展開している店舗は、平日に休日にすることができず、ショッピングモールなどの商業施設の休業日に合わせて平日でも閉めているが、当座預金業務をしていない店舗に限られます。

 

 今回の規制緩和により、金融庁の承認を受ければどの店舗でも平日に休業することが可能になる。金融庁が提案としてあげているのは、近接する2店舗において平日を交互に営業する運営方法です。同じ工員が2店舗を行き来することで効率化を図れます。

 

 効率化になるとは思いますが、課題としては利用者の利便性の後退が大きいと感じます。それ以上にサービスの提案やITを駆使して遠隔操作などにより、常に対応できるシステムができるようする必要があり、このまま平日だけを休みにするとマイナーチェンジになり、いよいよ生活上で銀行の必要性がなくなっていくだけです。

 

 

参考記事:

金融庁のサイト

 https://www.fsa.go.jp/