フランス国鉄(SNCF)は2日、エマニュエル・マクロン大統領の改革案に抗議をし3ヶ月にも及ぶ大規模なストライキに突入する。同国では、SNCFを皮切りに他分野でストが行われる。国鉄のストにおいては、6月28日まで続けると発表している。

 

 欧州連合(EU)加盟諸国が2020 年までに旅客鉄道市場を開放する準備を進める中、マクロン政権は、SNCFの列車運行費用が他国に比べて3倍ほどになっているため、抜本的な改革をすると訴えている。

 

 マクロン政権の訴えに対して組合側は、SNCF職員に認めてきた終身雇用と早期退職の特権を、新規雇用者に付与しない計画に対していて猛抗議をしている。

 

 昨年5月のマクロン大統領就任から、労働運動において最大の山場となる一連のストは、ごみ収集やエネルギー部門、エールフランスの職員らも、3日ストに踏み切る方針を発表している。

 

 日本では馴染みのあまりないストですが、ヨーロッパ諸国ではよく聞きます。今回のフランスでの3ヶ月にも及ぶスト活動により、解決策が検討されるとは思いますが、お客様からお金をもらって、運営している。という意識がないのでしょうか。労働者の主張が強すぎると感じました。