パナソニックが出産・育児など家庭の事情を理由に有給休暇を1時間単位で取得できるように交渉している。休み方改革より社員の健康が維持され、士気が上がれば生産性の向上にも役立ってくる。

 

 パナソニックの労組は「ファミリーサポート休暇」を使いやすくするように、年5日が限度で、半日単価での取得が条件だったが、今回、1時間単位で取得できるように要求している。

 

 島津製作所は17年12月に既に有休の5日分を1時間単位で取れる制度を始めており、パートを含めた全従業員が対象。また、NECも同様の対策を進めているという。

 

 厚生労働省の調査によると、16年の年休取得率は49.4%で0.4%上昇したが、政府が目標とする20年までに70%までは、まだ厳しい状況です。ただ、今回の休み方改革は、働く親にとっては、ありがたい改革派。子供との時間が増えたり、保育園に預けていて急に体調不良になった時でも迎えにいける。大手企業だけでなく、中小企業でも取り入れていける社会になることを期待してます。

 

 

 

参考記事:

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO28005220S8A310C1TI1000/