脱ニコチン依存の目的で電子タバコへの切り替えをする愛煙家が増えているが、実際のところはどうなのだろうか?
米研究によると、電子タバコの蒸気を吸った16歳の子どもの尿から、5種類の発がん性物質(ベンゼン、エチレンオキシド、アクリロニトリル、アクロレイン、アクリルアミド)が見つかったという症例報告が発表されている。また、2月にジョージワシントン大学などの研究チームが発表した調査では、毎日電子タバコを使用すると、心臓発作のリスクが2倍になることもわかっています。
日本では、普及しているiqosの販売も米国のFDA(アメリカ食品医療品局)では、「iqusは紙タバコより体のダメージが少ない」との実証により不十分な結論とし販売の許可がおりていません。事実、研究結果でも述べられている通り発がん物質が検出されており害があるのは明白です。
日本国民の印象は、紙タバコだから安心だろうと思っている方は多いのではないでしょうか?思っていないにしろ、タバコに対する印象に比べるとハードルは低くなりがちですが最終地点(リスク)は変わらない気がしました。
安易に吸えることや中毒性があるなどの理由で、未成年の子供にとっては喫煙を気軽に始めるきっかけを煽っている印象です。日本国民の喫煙者の半分ほどは電子タバコに移行ましたがあまり良い結果にはならないのではないでしょうか?禁煙者のせめてもの救いは、においや煙は普通のタバコに比べて少なくなったことくらいでしょうか。
参考記事:
https://www.cnn.co.jp/fringe/35115703.html?tag=top;mainStory