1876年にスコットランド出身のグラハム・ベルが電話を発明し130年の月日が経ち、スティーブ・ジョブスが新しい形の電話を発明した。
長い年月のなかで赤外線通信や指紋認証など様々な技術が取り組まれてきたが、唯一、マイクとスピーカーの2つのデバイスだけが継承されてきた。音認証の開発を進めるスマート・ソリューション・テクノロジーは、新しい取組みとして『非可聴音』人間にはほとんど聞こえないヘルツ数(17~20)の音で様々な個人情報を記憶させる機能の開発を進める。
具体案としてはチケットの購入などで実用化予定。チケット会社が音を発行して、スマホを端末にかざせば購入者である認証が取れて入場ができる。認証技術は他にもQRコードや指紋認証があるが、どちらもコピー(盗まれる)可能性があった。しかし、『非可聴音』を使った音認証では、コピーはほぼ不可能なため、高いセキュリティーが保証されるだろう。
セキュリティ強化が進められている昨今で、現実では音認証技術が最も生活に普及する日が近いと感じている。