フランスのマクロン大統領は、15年以上前に廃止された徴兵制度を復活させる考えを示した。相次ぐテロの脅威に備えるためなどとして、21歳の男女に対し、1ヶ月間の兵役という形で導入を目指す。

 

フランスのマクロン大統領は、海軍の基地があるトゥーロンで、兵士を前に演説をした。「全ての国民を対象とした徴兵制度に向けて取り組み、実現させる」と述べ、2002年に廃止となった徴兵制度を復活させる考えを示した。

 

徴兵制度の復活は、問題点も多い。多額の費用がかかる上、1ヶ月という短期間での効果に対して疑問視する声もある。主に、1ヶ月の訓練期間は行われることは、武器・装備・戦術の基礎的な訓練なので、実践には長期計画での訓練が必要になる。

 

 

 

 フランスでは、マクロン大統領の徴兵制度復活に対して、対象者となる若者(二十歳前後の男女)はどのように考えているのだろうか?もし、日本で大統領が徴兵制度を言い出したら若者はどう考えるだろう?日本では、徴兵制度がなく、自衛隊への志願者も年々減少している。日本でも徴兵制は現実の問題として考えるべきだろう。