米国が北朝鮮に対して様々な軍事的デモンストレーションを行った今年、北朝鮮国内でも、「戦争が始まるかも知れない」との危機感が漂もよう。
とくに9月3日に6回目の核実験が行われた直後に、様々な声が漏れ伝わってきた。 咸鏡北道(ハムギョンブクト)の情報筋は、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)に対し、「平壌などでは水爆実験の成功を祝う行事が目白押しだが、一部の幹部らの間では、米国との間で戦争が起きるかもしれないとの見方が広まっている。主に中堅幹部が不安を募らせているようだ。中央は『仮に米国が攻撃してきても、米国を撃破し勝利するであろう』と宣伝しているが、地方の幹部らはこれをまったく信じていない」
また、北朝鮮の国境都市、新義州(シニジュ)では今月、「米軍が北朝鮮を爆撃する」との噂が広がった。「攻撃は18日から20日までの間に行われる」とかなり具体的なものだったという。情報筋によると、このような噂は朝鮮人民軍が意図的に流した可能性があるという。
おそらく国内の引き締めをねらったのだろうが、噂はさほど広範囲には広がらなかったようだ。北朝鮮の人々も「危機」の喧伝が繰り返されるうちに、根拠の薄弱な噂に対する耐性が強まっているのかもしれない。
日本メディアでは軍事行動があるか?の質問に対して、非常に高い、あるかもしれないの答えが多かったが
ジャーナリストの意見は様々でした。はっきりしない表現が多く、避けて通りたいという意見に聞こえた。
アメリカは北朝鮮に軍事行動を起こすか?
http://originalnews.nico/64074/2